パスタ狂い 〜PA寿司〜
パスタはコストパフォーマンスも良いと思う。
ども、天海波平です。
たまに薬にも毒にもならない話をします。
……… “たまに”ってのは嘘ですね、だいたい全部です。
で、今回も思い付きで書くのですが、唐突に聞きます。
スパゲッティは好きでしょうか?
ええ、パスタです。
自分はですね、ほぼ毎日食べてますね。
“どれだけ好きやねん”と思われる方もおられるかも知れませんが、ちょっと理由がありまして私は味覚障害があります。
そんなに酷いわけでは無いですが、塩気をあまり感じません。
酸味や辛味の感覚と嗅覚は以前とあまり変わらないと思います。
ですから風味は何とかわかります。
ですがご飯、お米の味は分かりにくく、おかずも味がボヤけるように感じてしまいます。
塩や醤油をかけたところであまり味の変化を感じないし、何より塩分をとり過ぎて病気が再発するかも知れません。
そんな状況ですが食材の中には味のわかる物があるんです。
いくつかある中でニンニクがあったのは僥倖でした。
辛味は感じます、唐辛子があればペペロンチーノが作れます。
酸味も感じるので、トマトソース(ケチャップ)でナポリタンやアラビアータがいけます。
タバスコはバッチこいです。
そんなこんなでパスタを食べているのですが、やはり同じ味付けだと飽きてきます。
それでご飯を食べるんだけどやっぱり味気ない。
ニンニク効かせた炒飯も作るけど、右手にマヒが残っているので食材を切るのが手間でどうしてもパスタの方に行く。
酢飯はいけるから寿司は食べて美味しいと思うけど、マヒの手では握れないのでまだ作っていない。〈近く作りますが、が、が)
そんな時に思いついたのが、酢飯ならぬ酢パスタなのです。
いや、最初は寿司をどうやって作ろうかと考えた時、シャリは握らずメレンゲの上に乗せてその上にお刺身パックの切り身乗せたらいけるんじゃね? と思っていたんだが、同時にパスタでもいけるかも知れんと思ったわけ。
それで酢飯ならぬ酢パスタを作ってみたのだが、自分の感じとして悪くないと思った。
〈酢飯〉 〈酢パスタ〉
米 パスタ
米酢(他) ビネガー(果実酢)
出汁 コンソメ
砂糖 砂糖
こんな風に調味料も洋風に合わせてみたのだが、決して不味くは無かった。
パスタは1.2m mのサラダパスタ用を使った。
これは寿司の様に寿司ネタを乗せることも考えて、冷めても食べれるようにと選定した。
実際に刺身の切り身を乗せて食ってみたが、マグロやサーモンなどの身の柔らかい魚は食えるが、タイなどの身の締まった身に対してはパスタが負けているように感じた。
ただ、パスタの茹で加減やネタの切り方などで改善できると思う。
まぁ、無理に寿司のようにせず、サラダを乗せるか、カルパッチョにパスタを加えた方が旨いのかも知れないが、食べ方として化ける可能性はあるかも知れない。
色んなソースのパスタを同時に出すことも可能だし、暖かいのも冷たいのもいけると思う。
だけどそこまですると家庭的じゃあないか………
まぁしかし、この酢パスタはオススメではある。(酢だけに)
オリーブオイルやバターなどの油脂を使わないから、それだけで食べればヘルシーなパスタの食べ方の一つに入るだろう。
それで物足りなければ“何か”を少し加えればいいのだ。
ちょっとのアイデアで“食”も楽しくなれる。
ただ一つ気がかりなことと言えば。
味覚障害になる前は味音痴だったような気がする………
果実酢を使用する時はお砂糖はいりません。
熱を加えると酢もまろやかになるので、そこはお好みで。