温泉に入れる生活、プライスレス(後)
「おはよう、ユマル」
「おはよう、イル」
トイレの前で朝のご挨拶。イルは昨日と似たりよったりな格好だが鎧の下の服の色が違う気もする。年頃だものな。
俺はスパ銭にいる人の服。おじさんだものな。いや関係ないが、なんて日だ。
「2日連続で行くことになるとは思わなかった」
「大丈夫か?」
「うん、平気」
若くて可愛い女の子を見るとどうして人は元気になるのだろうか。
温泉に入るのとはまた別の回復効果があるな。
現実の俺の顔など見るたびに体力を奪われたし、職場に到着した後に見る同僚の顔なども一緒だ。
上司の顔など殺意が浮かぶ。
「若いのだから、2日や3日我慢しなさい。ユモリーン様も見ておられる」
「ユモリーン様が見てるよりかは俺たちがもらえる金次第かな……」
「せめて金に対する欲とと同じくらいの信仰を持ちなさい」
アーが現実的なことを言いながら出てきた。爺さんは非現実的なことを言っている。
確かに高校生大学生、つまり今のアー達の年頃になるとアルバイトや不意に祖父母からもらえるような、お金の額がそのまま喜びの幅だったようにも思う。
この村でお金を使って遊べるような場所があるのかどうかはかなり不明だが、近くに大きな街があるのだろうか。温泉もあるのだろうか。
「それじゃあ、行くとするか。ユマル」
都会の温泉といえど侮ってはいけない。例えば日本の首都たる東京には底も見えないような真っ黒の温泉が何箇所も湧いているのだ。また、仮に泉質に期待が持てずとも都会でしか楽しめない温泉もあるだろう。
100万ドルの夜景かどうかは分からないが、ビルの高層階にあるような展望浴場などあるんじゃないだろうか。世の中には100%源泉かけ流ししか温泉として認めないというツワモノもいるそうだが、プロの素人たる俺は温泉というだけで嬉しいのだ。
もしも夢が覚めてしまったら、今度こそ上司に斧を叩きつけて温泉を巡らなければいけない。
夢は覚めていないのでまずはこの夢世界の聞いたこともない温泉を巡りたい。
「ユマル、聞いてるかね?」
ユモリーン泉があるのだから、最低でもクァザ泉、ティソー泉、センプーキ泉があるはずだからな。
「ユマル!」
「おっと、すまん。なんだ? つい温泉のことを考えていた。センプーキ泉ってどんな風呂だ? まるで想像がつかないんだけど」
「せんぷうき……? あ、キイプンセか?」
「うーん入ったことないからなあ……」
「キイプンセ様の温泉は泡立っていて、口の中に含むとぱちぱちと弾けるのが特徴だ。久方ぶりに入った温泉は随分と良かったと見えるな」
ヴァルス湯父は話を聞いていなかった上にうっかり考えてたことをそのまま口に出した俺にも寛大だった。
なるほど、炭酸泉系か。日本では天然の炭酸泉は貴重だがヨーロッパ、特にドイツで温泉といえば炭酸泉だぞ。ネット調べ。
それは入らねば。信者が少ないとか言われてるのが不思議だな。
「良かった……森の温泉は、入ること自体は問題ないんでしたね?」
「本当に入るのか」
今度は湯父も困惑気味だった。
若者たち二人はまたこそこそと秘密のお話をしている。「風呂に入らないのよりはいいか」などと聞こえる。そのとおりだろう。入らせてくれ。
「まあ、入っても構わんがまずは調査だな。行こう」
「よし、いざ露天風呂へ」
村の中で温泉を管理している湯父の許可もあるのだ。心置きなく入れるな。
後は虫を駆除しながらもしかするとスライムにもいなくなってもらうだけだ。
**********
≪ユモリーン・ファス・セレクト≫
森の中に入って数百メートルも進むと、早速森の仲間たちがお出迎えしてくれた。2m級の芋虫さんだ。
今日はようやくイルが迎撃してくれていた。立ち上がっていた芋虫は頭部付近に水玉の直撃を受け、硬直。
そのタイミングを見計らってアーが向かっていく。
「喰らえ!」と掛け声をあげつつ、両手で持った剣を上段から振り下ろす。
虫だと肩がどこだか今ひとつわからないが、人間で言えばおそらくそのあたりから切っ先が入り、半ば程切断する形で抜けた。
幸いなことに俺のように体液を浴びることなく、素早くアーが離れる。ずるい。
芋虫が倒れ、ぐねぐねと動き回っている。近寄りたくない。
「お見事、といいたいところだが少しあらが目立つな」
ヴァルス湯父の厳しいお言葉。俺も隣で観戦モードであった。
イルの魔法の師でもあるらしい湯父が、アーとイルの戦う姿が見たいと言ってくれたのだ。
昨日のように意味不明な状況でもなく、目的や道のりも明らかなので俺は服装もあいまってかなり楽な気分だった。
結局着の身着のままの格好である。そのまま森入りした時のイルとアーの視線は冷たかった。
湯父はスルーしてくれたのに。ついでに言えば、財布の確認もしていない。宝箱を漁らなければ。
ツケも少しの間スルーしてくれたりしないだろうか。踏み倒すつもりはないんだ。財布さえあれば。
「まず、魔法だが単純に修行不足だ。まだ第一の魔法しか使えないのかな?」
「はい」
「はいじゃないよ」
間髪入れない応答。声色も鋭く固めだ。
命に関わる事柄だからか、意外と孫娘にも厳しい爺さんになっている。
「本来であれば、魔法だけでも十分だ。このように」
≪ユモリーン・ファス・セレクト≫
ヴァルス湯父は胸から下げた丸くかたどられた宝石に手を当て、第一の魔法と呼ばれたものの呪文らしきそれを唱えた。杖は別にいらないのか。
湯父の前に現れた水の玉は現れたところまではイルの魔法と同じように見えたが、一瞬でバレーボール大まで膨れあがったかと思うと次の瞬間には逆ににぎりこぶし大まで縮み、その次の瞬間には唸りを上げて悶えていた芋虫の頭部を直撃、貫通。間違いなくやった。
「「すっげ」」
俺とアーが間抜けた声を出している。湯父は続けて講釈をたれている。
「生み出した後の制御が足りていない。第一程度の水量で大きくしても、当たった時の衝撃が弱まるだけだし、魔力量の限界を超えた飽和現象で今みたいに魔物の動きを一時止めるのがせいぜいだね。飛ばす速度もまだまだ早くなるはずだ」
「はあい……」
そういうものなのか。俺も遠距離攻撃ができるなら使いたいんだけど。
最悪魔法じゃなくても弓でもなんでもいいんだけど。
「次にアズライトス」
「うぇ」
呼ばれるとは思ってなかった時の返事だ。俺も呼ばれた時に備えておかねば。夢の中でまで叱られたくはない。俺はストレスを受けたくないんだ。ただただ、温泉を楽しみたい一心で生きている。
「温泉の魔力を吸って魔物化したといえど、相手も自然とともに生きるもの。殺す時は一撃で殺せい!」
「はいっ!?」
怖い。ちょっとまった、いまのに比べれば孫娘へのは全然甘かった。戦国の世のそれだったぞ!
ちょっとドキドキしているんだけど。なんだ今の声は。迫真だ。
大声でもない叫び声でもないのに、なんて威圧感のある重い声だ。実は湯父は戦場帰りかなにかなんだろうか。
よく考えればエッドス親分と親しそうだったし、今はカタギなだけで知られざる過去を持つタイプだったのか。
「腰が抜けた剣では、芋虫程度でも切断には至らない。毒となる体液でもないのだから、もっと踏み込んで斬るように。心構えだよ、アズライトス」
「はい……」
消沈しているアー君。技ではなく心が足りないとのご指摘。辛い。
どうしよう。俺だって虫の体液は浴びたくないんだが。ついうっかり近いのをやってしまうぞ多分。
そこまでだいそれた目標がないらしい若者二人にも容赦がなさすぎやしないか。
「ユマル」
「はい」
俺も呼ばれてしまった。返事はできたがいやだ怒られたくない。
「少し二人に対して甘すぎる。昨日など、ほとんど君が倒していたのだろう。技術的なことはともかく、他人の子を預かっていると思わず厳しく指導してほしいな」
「善処します」
良かった、お小言で済んだ。こういう時に余計な一言を挟んではいけない。
「教えるのは苦手なもので」とか「俺は斧使いだし」とか言ってはいけない。
「そもそも教えていた記憶がない」など以ての外だ。
思いもよらぬ怒りの引き出しを開けてしまうこともある。必要な最低限だけ答える。
「イルもアーも、村のために立ち上がってくれたことはとても嬉しく思う。しかし、温泉は時に想像もしないような魔物を生むこともある。危険が少ないこの村の近辺がメインの副業冒険者だからと思わず、冒険者をやる以上は覚悟を持って望むように。将来的にはこの森とてどうなるかわからんのだ。改めて、ね」
厳しさを収め、そうしめくくってヴァルス湯父は歩き始めた。というか温泉の魔力を吸いすぎるともしかしてヤバいの? 昨日スライムになってしまうとか言ってたけれどもしかして文字通りの意味ですか?
ふと見ると、早くも死体食いがどこからともなく湧いて芋虫をお掃除していた。
この世界の温泉はもしかすると俺が思っているのより効能の方向性が斜め上なのでは。でも入りたい。
そして冒険者はもうこの人がやればいいのでは。いや、フロマエがあるからだめなのか。
なら、フロマエを逆にこの二人にやらせればいいのでは。イルが看板娘だと俺も嬉しいぞ。
だめか。ちょっと落ち着かないかもしれない。銭湯でたまに脱衣所にパートのおばちゃんおばあちゃんが入ってくることもあるがあれがイルくらい若い子だったら俺含め男性側のあちこちで体を隠すおじさんたちのキャーという黄色い声が聞こえてしまうだろう。
黄色くないな。汚い声だ。その前にイルのほうがキャーと叫ぶだろうが。俺含めておじさんたちはまとめて御用にしてもらおう。若い子の未来の方が大事だから。
馬鹿なことを考えてないで真面目にやらねば。次にプレッシャーを浴びるのが俺になってしまう。
俺があるきだすと、イルとアーもついてきた。湯父の足は早い。やっぱりあの人がやればいいのでは。
小走りでおいつき、湯父の後ろに3人揃ってつくと「私は魔法使いだよ」と優しいお声。
俺は前衛だ。慌てて前に出る。この格好では防御力など皆無に等しいだろうが今は虫より湯父が怖い。
なんなら後ろから弾丸並みに圧縮された水が飛んでくる未来すら脳裏をよぎる。
これ、多分本来湯父一人でも余裕の探索だな。前衛じゃなかったとしてもなんか負ける気がしない。
さっきの発言からすると、第一の魔法より上の、いくつまであるのか知らないがもっと強力な魔法も使えるんだろうし。
若い頃、オタクとしての俺は強キャラのジジイやババアが好きだったが味方サイドで側にいるとここまで怖いのか。もうちょっと優しくてもいいよ。いや本当に。
本気で怒鳴りつけられるとおしっこ漏らしちゃうかもしれない。
ひとまずパーティとしては俺とアーが並び、イルが続いて最後尾にヴァルス湯父が続いている。
妙だな、汗が出てきた。早く温泉に入りたい。
**********
体感的に、昨日よりかなり早くに精霊の泉に辿り着いた。
相変わらず静謐とした雰囲気の美しい泉だ。
俺もアー君もヤる気がすごかったように思う。昨日はイヤイヤ相手していた虫、なんなら両者見合って見合って1ターン経過していたのに発見した後から全力で飛びかかり首を落とす蛮族プレイと化していた。
昨日のように考え事をしていて蜘蛛の巣に引っかかるなどできるわけもない。細心の注意を払いつつ全力で進んだ。
こうなると居心地が悪いのがイルだろう。
なにせ、出てきた先から虫は倒されてしまうのだからやることがなく、後ろから無言の祖父がついてくる。
魔法を使わなければ倒せないような大物の登場を俺としても願ってるが同時にそれは俺たちへの圧力にもつながるヤな展開だ。どうしろと。
昨日は波もどきが居たのだが、波もどきに水をぶつけて果たしてダメージになるのかどうか甚だ疑問だ。
「昨日は波もどきが居たんだったかな」
「そうですね」
「今日は出てくるかな?」
往年の昼における名番組の流れかよ。だいたい倒せるものじゃないとか言ってたのはあんたじゃなかったか爺さん。どうしてそんな気軽なの。
「すまないが、ユマル、泉に近づいてみてくれないか」
俺がテレフォンの相手だったか。易々と応じられないんだが。一応の抵抗をしてみる。
「俺が?」
「アーやイルだと経験不足だろうからね。もしかすると私でも助けられない可能性もある。君なら、昨日やったばかりだし最悪一人で波もどきを倒せるだろう」
「最悪て」
助けてくれ若者二人。確かに昨日から今まで上手くこなしてきたが、この中では俺が一番経験がないんだ。
この世界を夢見始めてからたった1日なんだ。
縋るように視線をやったがそもそも、こいつら二人揃って目をそらしていやがる。
若い頃の苦労は買ってでもしろという名文句を知らないのか。
「まあ私も実際に倒したことはないが、もし今日も波もどきが居たら報告例通りにやってみよう」
「……分かった」
不承不承ながらやるしかなかろうなのだ。俺はドタマを撃ち抜かれたくはない。
とりあえず斧だけは離さないように握りしめ、少しづつ泉に近づいてみる。と、不意に岸の近くで波紋。
今日もいやがった。あっという間に波が立ち上がり、俺にかぶさろうとしてくる!
ほとんど同じタイミングでヴァルス湯父の声。
≪ユモリーン・セカン≫
今までの呪文と違う。
≪セレクト≫
俺の目の前だ。波もどきとの間に突如、一握りの水が生まれ、波もどきに触れた。
すると、波もどきが急に動きを変えて戻っていく。いや、押し返したのか?
俺は後ろに数歩、いやもう少し下がって10歩も過ぎてから後ろを振り向いた。
「ユモリーン様の第二の魔法だ。第一は水を生み出して放つ魔法、第二はもともと存在する水、液体に対して干渉する魔法。基本中の基本だね。イル、せめて第三の魔法までは使えるよう目指すんだよ」
「はい!」
「じいさん、今での倒したのか?」
アーが訊ねると、ヴァルス湯父以外から返事があった。
水が跳ねる音、俺が泉を再び見ると今度は俺の倍はありそうな波が立ち上がっていた。
昨日見た核らしき球体は見えない。幸いなことに液体に浮かぶエグい感じの内臓とかも見えない。
これが本気の波もどきだろうか。昨日倒したのが復活したのかどうかしれないが、ちょっとやばいかもしれない。心臓が脈打つ。
≪ユモリーン・ファス≫
一方で落ち着き払った声が聞こえる。聞き慣れた呪文だ。だが、第一の魔法でどうにかなるのか。
≪イクスフォン≫
違う。
≪セレクト≫
波もどきが倍なら第一の魔法も倍だ。倍以上かもしれない。
直径で軽く2m以上、ヴァルス湯父が見えなくなるくらいの巨大な水球が生まれ、空に浮かびあがった。
そして、そのまま放たれるかと思ったが、まだ続きがあった。
≪オプ・キイプンセ・ファス・セレクト≫
出たな、扇風機。思わず力が抜けて笑いそうになる。だが次の瞬間笑えなくなった。
生み出された巨大な水球が回転を始めたと思った瞬間、風切り音と共に水が撃ち出され始めた!
大きさを完全に把握できないような速度で飛来する水鉄砲に、波があっという間に砕け、それでも足りず水面を抉っていく。
まるで機関銃だ。こんなもん受けたら人間はずたずたになるでは。
もしかしてあの何十リットル、いや何百リットルあるかもわからない水を全て使い切るまで終わらないのだろうか。
呆気にとられていると、更に詠唱の声が聞こえる。
≪ユモリーン・サレンド・セレクト・オプ・クァゼ・ファス・セレクト≫
長い。長い割には小さな、ただし赤く光る水滴が老人の指先から飛ばされた。
俺の横を抜けた瞬間、確かな熱を感じた。高熱の水鉄砲。
波もどきが消え去った水面に直撃、今度は爆発したような音と共に水蒸気が爆発的に立ち昇った!?
「なにこれすごい」
俺はこの夢何度目かの間抜け面を晒している。木々から小鳥たちが悲鳴を上げて飛び去り、その下でヴァルス湯父がのんきに解説をしていた。
「ユモリーン様の第一を主魔法として多重発動、キイプンセ様の第一を補助として追加発動。2つ目にユモリーン様の第三の魔法、乾きの水滴を主魔法として心配なのでクァゼ様の第一を補助で強化した」
「おじいちゃん本気出しすぎじゃ」
「泉大丈夫なのかこれ」
「大丈夫だとも。ユモリーン様の力をお返ししているに過ぎないからね」
ヴァルス湯父がこっちを、いやまだ水蒸気が漂う泉を見ながら続けた。
「波もどきは、他のスライムと同様に魔力量の飽和で倒せたと聞いている。つまり、相手の持ちうる魔力を超える魔力を打ち込んでやればいいのだが、少し大きかったしな。念には念をいれて蒸発も狙ったのだ。流石に泉全体まで侵食してないだろうし、私も衰えてるし、それでもまあ泉の半分ほどは消し飛ばせたろう。まあ上手くいった」
「泉大丈夫なのかこれ」
一回目のアーに続き、説明を受けた俺も泉が心配になった。
「大丈夫、今溜まっている分は申し訳ないことをしたがユモリーン様の力が弱まっていなければ2,3時間でもとに戻るだろうよ」
「もし、ユモリン様の力が弱まってたら……?」
「その時は邪悪な力の籠もる魔泉を吹き飛ばしただけのこと。むしろきっちり涸らしていく」
笑顔で言い放ったヴァルス湯父。言ってることは正しいのだろうがやはりこの爺さん狂った信者の方なのでは。
俺としてはユモリン様の力を信じるしか露天風呂に入る方法がないので祈る。
頑張れ頑張れユモリン。負けるな負けるなユモリン。君はきっとできる女神様だ。いや精霊様だ。
俺の心からのエールが通じたのか関係ないのか分からないが、だいぶ減ってしまったもののどうやら泉はまだ残っている。
若干岸辺の地形が変わっていたようにも思えるが些細なことだろう。
「ユマル、もう一回」
今度は割と無造作に近寄ったが特に何も起こらない。ただ、水蒸気、もとい湯気が立ち上っていたので手を当ててみて、熱くて慌てて手を引っ込めた。
「熱すぎて入れない」
「そこかよ」
アーだけがお返事をくれた。そこだろ。
温泉に慣れ始めるとついつい熱い温泉にも長く浸かってしまうものです。
ただ、熱い温泉になれたからといって長く耐えるのも良くないかと思います。
皮膚の色が変わる、あがっても肌の感覚がおかしいなどは低温やけどの危険性もあるので熱湯チャレンジはほどほどにしましょう。