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日記1 お墓参り




お父さんは、基本家では寝ている。

本当に調子が良い日は散歩したり、仕事場に顔を出したりする。


食欲はほとんどないので、時折布団から出て食べられるものを食べる。

今日の朝はバナナとフルーツヨーグルト、パンを食べていた。


「お父さんねー、あれこれ食べたいって言うんだけど結局食べないことの方が多いんだよね」


お母さんはあまりにも食べない父に、なんとか食事をとってもらいたいようだ。


家には色々なお菓子やパン、飲み物が置いてある。

父が食べる()()しれないものだ。




今日は祖父の命日だった。


……午前中にお墓参りに行くことになり、少し調子が良いのか父が車を運転した。


庭に咲いていた菊の花をお墓に添える。

たわいもない話をした後、3人でお墓の前で手を合わせた。


だか思うことがあるのか、その時間が長かったような。


手を下ろした後お父さんは言った。


「今から俺もそっちに行くから、って言おうと思ったけど、やめたー」


あとは、


「お墓の場所覚えておいてね」と。





痛みの段階は6〜9くらいを行ったり来たりしているそう。


朝夕に薬を1錠ずつ。

あとは痛みがあるときに飲む薬。

飲んでからは必ず1時間はあける。


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