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日記4 投与開始
抗がん剤治療が始まった。
1週間の予定だった入院が2週間に伸び、面会もコロナ禍のため1日15分までの制限がある。
17時までというので、平日の面会は難しい。
父に「どう?」とLINEをすると、「かなり、しんど」と送られてきた。相当きついみたいだ。
柄にもなく「最初だけだから、がんば」と送る。
そしたら「さんキュー」だって。
病院で出されているご飯はなんとか全部食べているみたい。運動は階段の上り下りだけ。点滴が始まったので、それもなくなるかも。
肩の方に安定して点滴をできるところをつくるらしい。細菌が入りにくくなるのだとか。
いよいよ、治療が始まったという感じ。
今はまだ話に聞くだけだけど、実際にお父さんの様子を見たら私はどんな気持ちになるんだろう。
お父さんの弱っている姿、あんまり……想像したくない。考えたくない。




