Thunderstruck
7話目
Thunderstruck
脳内でThunderstruckが鳴り響く、ロックンロール最高!やっぱ男はAC/DCだよな!
ちっがーう!
少なくても、今はAC/DCに逃げちゃだめジャン!
そう言う状況じゃ無いジャン!
『良い子のみんな!』
『こんにちわー!』
『まー、久々に意識は戻った訳だが、もー、なんで?
ここは、エジプト?古代エジプトかい?って感じのポーズでさ、土下座して前方に両手を長〜く伸ばして固まってます?』
『もー、ハテナ?出るっしょ?』
『訳解んないしさ』
『また固まってるしさ』
『異空間だしさ』
『だって、話数で7話固まってんのよ』
『感覚で言えば、一週間固まってる訳』
『しかもさ、土下座状態で床しか見えないんだけど、コレどーなの?』
ドカ!
『痛〜〜!』
『す、すみません、何か背中に衝撃を感じたんですが、なんでしょうか?』
[さっきから床と喋ってるけどー、流行りなわけ?]
[私はぁ、脚置きにぃ、脚置いただけだし〜]
あ、脚置きだと〜〜!
@@ぬ〜、咲夜〜、ゆ、ユールーサーン
こーのーうーらーみー
はーらーさーでーおーくー
[所で、ケーンちゃん!]
ケンちゃん?
猫撫で声!?
な、何が有った?
ドカ!
『痛〜〜』
[呼んだら、直ぐ返事!]
『は、ははあ!、なんで御座いましょうか?』
[あのさ、白夜にも言われたし、解放しても良いよ]
『な、なんですとー!』
『有難き幸せ!』
ぬふぅ、駄神めー、
ぜーったいゆるさん!
ぎったばったしちゃるー
[忘れてる見たいだから、言っとくけど、あんたのステータス管理権、私が持ってるからね]
それがどうした!
我は全力にて奴を、ぶーちのめーす!
『ハハ、有難き事で御座います!』
『全力をもって、御奉仕させて頂きます!』
[そ、なら良いかな 笑]
[それと、ケンはまた向こうに帰る訳だけど、お願いがある時に居場所が判らないと、探す手間が掛かるから通信機装着して貰うからね]
『ハハ、それで名実共に私、咲夜様の下僕となる訳でありますな!』
ムーフーフー、そんなもん即座にぶっちぎってやるわぁ、その後わぁ・・・、お楽しみターイム!
バカは死んでも治らない・・・名言である
[そ、じゃ白夜呼ぶね]
[白夜〜〜]
[ん?]
[あ、キタキタ、白夜アレ出して〜〜]
[ん]
シャーン、シャーン、シャーン
純白の巫女装束を着た白夜が、祓いの鈴を掻き鳴らす
[一なる存在に恐み恐み乞い願ふ、ここに在すは地母神たる木花咲耶姫の一の姫神たる咲夜姫、乞い願うはその咲夜姫の娘たる白夜なり]
[我、今宵、一成る存在に乞い願い求めるものなり、願わくばそこな罪人ケンに贖罪の機会を与えん事を恐み恐み申す〜・・・我、顕現を乞い願うは断罪の枷成り!来たれ神器!断罪の枷!!]
断罪の枷??神器??作者も知らぬうちにバージョンがアップしてますが?・・・
白夜が美しい舞を踊りながら、其の愛らしい唇から、祝呪を言霊に乗せて、両の手を広げると五つの方角より光が集う。
即ち
北より眩いコバルトブルー水の神気が
南より燃え上る真紅の火の神気が
東より溢れる力を乗せた深緑の木の神気が
西より光り輝く白銀の金の神気が
そして、其の足元より
爽やかなレモンイエローの土の神気が
五つの強烈な光が、和結びながら真円を描くと一つの枷が、白夜の白魚の様な掌の上に顕現した。
即ち、断罪の枷である!
こんな、神器ぜーったい千切れないっしょ?
ケン・・・
かわいそうに・・・
ホントーにバガなんだから・・・・
次回!
ケンの、逆襲!
ムリじゃね?