表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
哲学理論はミステリを解けるか?(連作作品集)  作者: 黄黒真直
第二章 神様の恩寵(中編ミステリ)
14/64

prologue. 無駄なこと

「つまり、お前の言う『無駄なこと』ってのは……」

「ああ。『一つの仮定で説明できる事柄に、仮定を増やしてはいけない』というのが、私の考えだ」

 そして、更なる説明の後、彼女は結論付けた。

「科学の法則は、全て仮定に過ぎない。『こういう法則があると仮定すると、この現象を上手く説明できる』というのが、科学の理論だ。そして、最も仮定の少ない理論こそが、唯一の正しい理論だ」

「それはどうかな?」

 突っ込みを入れたのは、僕の隣の少女だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ