ゴットピープル
白一色の部屋
壁際に立てかけられている鳩時計
2つの椅子に丸テーブル
テーブルの上にはコーヒーカップ&ソーサー
フランス窓に差し込む光明
窓の正面円柱の柱
柱の上には足を組み座る〈死神〉
黒のカーゴパンツ
白字で“死”と描かれた純黒のTシャツに濃紺のジャケット
右サイドの髪が浮き上がり垂れ耳髪の悠々自適な男神〈死神〉
現人神〈死神〉は訪れた人間を見て口を開く
「ようこそ」と
✱─────✱
原初の塔
世界が生まれる前から存在した?
塔が生まれ世界が形成された?
大昔からの伝説になる塔
その塔の最上層には神々が存在する
✱─────✱
現人神〈死神〉は訪れた人間を見て口を開く
「ようこそ」と
後衛にはホーバーグを着たバイキング
マイク
全身甲冑の男騎士
ライアン
前衛には白のパニエスカート
袖フリルに橙の前立に桃色の剣ボロ、他色は白のブラウス
茶髪のゆるふわヘアーのまとめ髪
西洋剣を持つ我儘な女剣聖
アリス
「ここであんたを倒すわ!」
死神はクツクツと嘲笑する
「只の人間風情に勝算は無いぞ」
数秒間の沈黙が辺り一面を支配する
動いたのは死神であった
死神が立とうと前屈みになった刹那
アリスの剣先は首筋を捉える
硬い物に当たる振動が剣に伝わる
アリスの横振りは突如として現れた純黒の剣に防がれた
即座にその場から宙返りし後退
(死神の名は伊達ではない)
死神は円柱に突き立てた剣を支えに起立
アリスは息を大きくはき呼吸を整える
「あんた何処から武器を出したの?」
「本来真性の神とは万物を生み出せる、
死神は“死”に関する間接的な事象から生成できる」
死神が話す時アリスは隙を探し注視する
「断念しなよ、無意味だ」
「流石神ね!でも私は誰よりも天才なの!」
空中で両者はぶつかった
アリスの腕力は死神には及ばず入口扉まで吹き飛ばされる
「お嬢!」
今まで静観していたバイキングのマイクはアリスに駆け寄った
全身甲冑のライアンは前に出て盾を構えカバーに入る
死神は彼女らを見下ろす形で宙に浮いている
「キミらに価値はない」
アリスの周囲に転送陣が描かれる
「私は負けてない!」
アリスは立ち上がり剣を構える
「キミらに資格があると判断すれば原初の塔も応えてくれる」
決意を固めたアリスが踏み出そうする
しかし、その挑戦も虚しく転送されていった
6/2(金曜)冒頭部、分かりづらかったため修正を行いました。
内容︰〈死神〉と付け加える。同一人物です。