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忘れ去られし夢、脱水により。
円形ホールの周りを取り囲むように通路がある。そこから大勢の人が追い詰められるように走ってきて、圧死していくのを見ながら逃げている。どこにも逃げ場は無いのに、逃げている。人が倒れている。どんどん人で、視野が埋まっていく。
その後僕はなんとか逃げ道を見つけて逃げられたようだ。別の部屋、窓がかなり上の方にある部屋に流れで入れられた。至る所から水が大量に出てきて、溺死させられそうになった。窓までよじ登り開けようとするも全て小さい窓。溺死は避けられないだろう。
夢の中では死ねない。水の冷たさ、人の叫び声泣き声、別の夢で噴かれた炎の熱さはやたらはっきりと覚えている。
そのホールに行くまでは川沿いを誰かと歩いた。一体誰なのだろうか。