13話 装備を鑑定してみよう
スライム狩りを切り上げようとした時に見つけた銀色のリング。RPG系のよくあるドロップ装備をリアルに手に入れたと喜んでいた。
しかし、リングを調べようにも調べられなかった。
「あれ?大体手に入れた装備って調べられると思うんだけど……」
リングを傾けたり自分が傾いても一向に詳細を調べることは出来ずに悩んでいると、ヘルプさんの声が聞こえてきた。
『物品を調べる為には鑑定スキルが必要となります』
あーなるほどそっちのパターンね。となるとこの装備いつまで経っても効果わからん感じなのか…せっかく手に入れられたんだからどんな性能なのか知りたいもんだけどなぁ。
『冒険者ギルドには鑑定を行う道具があります。1回100ポロで1レベルの鑑定を行えるのでそちらを試せば簡単に調べられるかと』
意外と安く鑑定って出来るもんなんだなぁ、と思いながらふと気づいたことがある。
「鑑定とかにもしっかりレベルある感じなんだ」
『基本的なスキルには全てレベルが存在しています。1から最大は10となっています。例外のスキルも存在はしますが』
なるほど、ある程度強くなれば1レベルの鑑定はそこまで必要はなくなる。需要自体が少ないからのそのお値段というわけだ。
「よし、とりあえず終わり!撤収しよう」
はじめてのドロップ品、そして鑑定への期待しながら、足早に街へと帰るのであった。
街に戻ってすぐに冒険者ギルドへと向かった。時間的には既に夕飯時で、大半の冒険者は酒場や宿屋へと向かった後なのだろうか、カウンターはかなり空いていた。
「こんばんは、依頼ですか?達成報告ですか?」
「すいません、鑑定具を使いたいんですが」
「鑑定ですね、どちらの装備を鑑定しますか?」
とりあえず今回ドロップしたものを調べようと思ってきたのだが、せっかくだから剣も鑑定してみることにした。
「このリングと剣をお願いします」
「わかりました。2点で200ポロ必要になりますがよろしいでしょうか」
そう言われて、アイテムボックスから200ポロを取り出し渡した。
「では鑑定具取って参りますので少々お待ちください」
少しの間待っていると、台車のようなものに鑑定具が乗せられてきた。
「お待たせしました。それではこちらに鑑定するのものを載せてください」
そう言われてすぐさまリングを置いた。すると青白い光が放たれた。そしてリングの詳細が見れるようになった。
名称:スライムリング
効果:取得経験値増加
めっちゃいいやつきたやん!なにこれ。俺にとってというか誰にとってでも最高級の効果じゃないか。
「よい効果のものだったようですね」
「あ、はい。自分にとってはですが」
顔に出てたのだろうか。受付の子がめっちゃ苦笑していた。うん、気をつけよう。
さて、気になるのはサディエルにもらったこの黒い剣なんだよなぁ… ぶっちゃけ性格悪いように見えても一応は神様ではあるんだ。まぁいいものなんだろうな。と思いつつ剣を置いてみた。
さっきと同じように青白い光が出て結果が表示された。
名称:■€£○●〒)Я4ƒ@
スキル:■■ 不壊 ■■ ■■ ■■ ■■
「…………………………………は?」
遅くなりましたが今年もよろしくお願いします
新年初投稿ということで少しお話をさせてもらえればと思います。
去年から投稿を始めて2000回以上の閲覧数となりました。多いのか少ないのかはわかりませんが、ありがたい限りです。
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