表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

日常

放課後のチャイムが校舎中に鳴り響く。

今日も何もない1日だった。授業受けて昼に弁当食べながら友達と話す、ごくごくいつもの日常。


このまま卒業か、本当に何もなかったな、俺はてっきり高校生ってのはなった瞬間に特別なイベントが発生してそれに巻き込まれながら友情や恋愛を育んでいくのかと思ってたんだが、な!に!も!起こらん!!


高校生1年の俺はスマートなクール俺かっけぇを演じで友達出来ずバイトの毎日。漫画やアニメの世界はクールな彼素敵!!ってなってたじゃんか、もう何も信じれんよ、あんなチョロイン存在しないと気付かされた高校1年。


高校2年は読みたかったジャンプを買ってクラスで読んでると周りの男子が気づいて、まわし読み開始。

やっぱあやトラは最高だね!!ダークネスはまだ俺らには早い!!そこでできたオタク友達と3年も一緒になり俺はようやくぼっち卒業!と共に周りに女子を寄せ付けないオタクワールドを展開し彼女いや女の子とも全く話せなくなりましたとさ。最後に会話したのバイトのおばちゃんだっけ?妹だっけ?ママだっけ?涙出そう。


悲しみの物思いに耽っていると


「智和。今日どうする?帰りどっか寄ってく?」


声をかけてきたのはオタ友の斧田。2年の頃からの友人で最近は異世界転生や転移物にハマっている。


「悪い、今日は予約してた小説買ってかないといか けないからパスで。」


「なるほどね、書店だったら隣街の方だしな、また誘うよ!じゃあな!」


今時わざわざ予約して書店で買うやつはいないと思うんだろうが、やはり特典があるからそこは外せない!

斧田の影響で読み始めたスローライフ物が面白い!!

いいよね追放されてからのハーレム!そしてもう遅い系!その後のほのぼのライフ!俺もああいう感じで追放されたい、まてよもうクラスメイトからは追放されてる??


学校を出て、隣街に向かうため歩き出す。

学校のグラウンドからは部活生の声が響いていた。

俺も部活やっておけばよかったかな、でも高校の部活って奴隷階級なんでしょ?後輩はジュース必ず買ってこないといけないし、先輩にならないとマネとは付き合えない、、俺には無理だ1日でバックれて校舎歩くのにいちいちスネークしなきゃならなくなるよ。


くだらないことを考えていたのがいけなかった、全く周りを気にせず横断歩道を渡っていた俺は近づく単車に気づかなかった。衝突したと気づいた時には思考が吹き飛ばされる。


ぶつかっ!?わからない!?いまどうなってるんだ!体の感覚がない。え?なんだ??視界もぼやけて、ギリギリ見えるのは遠くに見えるバイクと視界を埋め尽くす赤、アか、アガ、血、チチ________


ぼっーとしてきた思考にすぎるは________


「ここ、、は、トラックだろうが、、」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ