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絶望が早すぎる  作者: 天野☆星☆
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展開が早すぎる

学校のメールを登録することで、その日が休校になったりがわかるのです。

クラスに馴染めず、高二になった今でもボッチを極めてしまった俺こと速田節男は、人よりも数倍諦めやすい。


物事に関して、すぐに問題を放り出したりもう無理だと挫折したりと、治そうとわかっていてもやってしまう。


色々なことを諦めてしまっているうちに季節もすっかり秋になってしまい、もうこんな人生投げ出そうかと考え出したある日。


前々から気になっていためっちゃテンションの高い男子生徒が何やら『HUMAN's』に選ばれたと言う賑わいが俺の耳に届いた。


『HUMAN's』。それは一般的には日本の安全を守る公務員みたいなもので、人道的で、かつ慈悲深い人間がなることが出来る。

しかしそれは一般的であって、本当は『INHUMAN』の対策をしている所なのだが、うちのクラスはそれを知っていて盛り上がっているようだった。


なぜ俺ら一般人に『INHUMAN』のことがバレてるのかと言うと、まぁ端的に言えば噂になっているからだ。

ここ最近、やけに街に多くなった謎の物体の数々。時代は情報なもので、すぐにそれらはネットの海へと流れていった。

政府側ももう抑えられないほどの数になっているのだろう。


そう言えばあの『HUMAN's』に受かったという男は誰だったろう。やけに明るくて、まるで俺の正反対な男だったのを覚えている。名前は……昨日?だったかなぁ……


そこでチャイムがなる。朝のSHRが始まるのだろう。

「あー、おはよう」

先生が入ってきた。

「ちょっと今日から学校に来れない日が続くかもだからな、もう1回メール登録の方確認しとけよ。今日も途中下校かもしれないからその事を忘れないように。以上」


こんなことを聞いた日にゃ俺だってはしゃぐ。クラス中が盛り上がる中俺は静かに机の下で拳をグっと握ったのだった。


結局この日は途中下校となった。

ぶっちゃけると逃げですわこれわ。だって小説の賞落ちたんだもの。やる気出ないっすわ。でも書かな。

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