EPISODE010 魔法科学連合帝国、爆誕!
少しだけ告知をします。
『We are gonna fight ’em all』という題名のSFを執筆しました。
意味からして、「ーーは?」と思う方は読んでみてください。
まぁ、プロローグを見た時点で気に入ってくれた方には感謝します。
それでは、本編にどうぞ。
数日後、午前08時05分。
俺達は、アガレストア王国の瓦礫だけとなった王都に来ていた。なぜ、ここに来ているのかというと、各領地の領主に降伏を促す手紙が大量に届いたため、仕方なく――というより・・・戦争を続ける事が困難だと分からせた結果という事で正式に王国側の敗戦を告げるために来ている。
現在、王城があった場所に集まり、各領主達が降伏条件と降伏後が書かれた書類にサインをしていた。内容を一部上げるなら、【――魔法科学連合軍が、今後アガレストア王国を統治することに汝は同意する】という内容に対して【YES/NO】で回答するという方法だ。
全ての書類にサインし終えた領主から、俺と笑顔で握手をしていき最後にサインしたのはニーブ・フォン・アガレストア王の娘であり勇者である兄の妹であるイリア王女が全ての項目を読み上げてコレを了承した。
そしてアガレストア王国の国旗が下がり、新たに魔法科学連合軍が統治する国としてアムス帝国を示す帝国旗が上がった。国旗には以前より使用していた旗を掲げる事になった。
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魔法科学連合帝国が爆誕してから、3ヶ月が過ぎた。
3カ月の間に、アムス帝国を統治するのは俺・・・ではなく、元王女のイリア・フォン・アガレストアが務める事になった。
1ヶ月目に決めた事は、帝国を表から統治する人を選んだ。表向きは彼女だが、裏であり真の支配者は俺達――魔法科学連合軍が統治している。
2ヶ月目には、それまで王国で使用されていた白金硬貨や白銀硬貨などの大金硬貨を紙幣に変えた事により物流がはかどり始めた。それにより発生した義務教育の露呈は、学院を王都以外の近郊に誘致した事で問題解決。
3カ月目の少し前には、物々交換だった商売方法を取りやめて新たに“消費税”という方法を採用した。始めは計算しやすいように2%から始めた。
そして今、王国時代には無かった警察組織を考案し始めて、今日で1週間目。一応、訓示としては【市民を犯罪から護り、私営組織として活動する軍隊】を決めているが、組織名が思いつかない。
「――発想自体は、面白いですが・・・。 そもそも、教官として配属させる兵士が足りて居ません」
「軍隊にするつもりか? 違うぞ、発想が」
「しかし・・・」
分かっている。軍隊の方が、治安維持力が増す事は。
でも、俺がヒトとして生きていたあの頃にあった自衛組織をこの|異世界となってしまった地球で再現してみたい。
その日から6ヶ月後、俺はただひたすら考えて出した答えは――。
「・・・そうだ。 既存の即応部隊を、自衛組織にしよう――!」
累計390PV行ってました!
毎度おおきに〜!




