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家の猫がポーションとってきた。  作者: 熊ごろう


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「76話」

 その後、結構な速度で走った結果、13時前に休憩所へと辿り着くことが出来た。


「ふいー、ついたついた。ごはんごはん」


 今日は焼き肉じゃ無いし、コンロでシチュー温め直してついでにパンを焼くだけなので、昨日みたいに食べ終わったら15時だ!とかは無いだろう。


 さて、火をおこしますかね。



 俺が昼食の準備を始めると、隊員さん達も自主的におてつだいをしてくれる。

 俺が火おこし担当で、他の人が食器を用意してくれたり……と言っても器は紙のだけどね。



「大野、吉田。 条件を満たした事を上に報告せにゃならん。あとで今日の内容を報告書に……おい、どうした?」


 作業中は別に無言って訳じゃ無い。

 都丸さんも椅子代わりのコンテナを運びながら、隊員さんに話し掛けていたのだけど……何かあったのかな?


「と、扉が増えてます……」


「それよりあれなんすか?」


 あ、そっか。チュートリアル突破したから見えるようになってるのか。


 んー……説明しても二人以外には聞こえんのだよなあ。

 ……まあ、良いか。



「あー、二人にしか聞こえないでしょうけど……扉はここの施設につながる扉です。で、あっちのはゲートで5階に直通してます」


「……なるほど」


「気にはなりますが、俺ら二人だけが見ても報告も出来ないし……見なかったことにするっす」


「ああ、それで構わん」


 俺が説明すると二人は理解したが、やはり他の隊員さんには理解できなかったようだ。


 チュートリアルを突破出来ていない以上は二人に何かを聞いても無駄になる。だが明日には恐らく全員がチュートリアルを突破するはずである。

 都丸さんもそれが分かっているので、一言そう言うとすぐにコンテナ運びを再開する。




「グツグツいってるね」


 30分ほどでシチューが温まった。

 でっかい寸胴鍋に入ってるもんで温めるのに時間が掛かってしまった。さすがに腹ぺこである。


「今日はシチューです。 一応焼き肉も用意してあるんで足らなかったら言ってくださいー」


「島津さん、いつも済まないな……掛かった経費は後で請求しといてくれ」


 都丸さんが申し訳なさそうにそう言うが、お肉余ってるし、俺としては別に気にして無いんだけどなー。

 でもまあ、そう言うわけにも行かないのだろう。後で炭代ぐらいは請求しておこうかな。




 時期的にちょっとあれだけど、シチューはすごく美味しかった。


「やばいぐらい美味しい」


「確かに……」


 有名店で食べるシチュー!ってぐらい美味しい。

 まあ、有名店で食ったこと何か無いんですけどねっ!


 美味しければそれで良かろうなのだ。






 鍋も空になってお腹も落ち着いてきたし、そろそろあれ聞いちゃおうかな。


「そうだ、そっちチームってどんなやり方でやったんですか?」


 二人が1日でチュートリアル突破しちゃったし、気になっていたんだよね。

 内容次第ではこっちチームにも取り入れたいところだ。


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― 新着の感想 ―
うちの近くには、ビーフシチューを食べれるお店はあっても、クリームシチューがメニューにあるお店を見たことが無い(ㆁωㆁ*) みんなが食べたのはどっちのシチューなんだろうなぁ(ㆁωㆁ*)
[一言] 後者、長め数日に一話。楽しみに待つのです。
[一言] 連載はマラソンと似てます。 一旦止まるとツラくなります。 ペースを下げるなら文字数で決めるより隔日更新とか週1更新と時間で決めるのも手ですね。 クロちゃん飴と鞭の飴がチュールというのがもう…
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