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転生辺境伯は商会長?~スポーツは異世界でも大人気!  作者: 國上絢女
第二章 幼少期 領地編 新しい家族と成長
4/10

第1話 夢にまで見た異世界へ

処女作なので誤字、脱字等、報告お願いします。

感想は読ませて頂きますが基本的に返信はしていません。

基本的に毎週金曜日に更新しています。

よく、修正されることがあるかと思います。

 目覚めると、金髪の若い女性が俺をのぞき込んでいた。


 美少女……いや美女と言って良いだろう。


(誰だ?)


 隣には、同じくまだ年若い茶髪の男性がいて、ぎこちない笑みを俺に向けている。


 強そうでワガママそうな男だ。筋肉が凄い。


 茶髪でワガママそうとか、


 そういうDQNっぽいのは見た瞬間に拒否反応が出るはずなのだが、不思議と嫌悪感はなかった。


 恐らく、彼の髪が染めたものではないからだろう。


 綺麗な茶髪だった。


 それよりも今俺はどこにいるんだ……


 意識が覚醒する前の記憶を辿るが、どうにもハッキリしない。


 色々と考えてみようとするが、あまりに辛いこの状態に思考が纏まらない。


 体を動かそうとするが上手く動かない。


 目を開けようとするが、何故かそれも上手くいかない。


 これはいよいよマズイ状況だと思い声を出そうとするが


「あー」


 自分が出した声に驚く。


 まるで赤子の様な甲高い声。


 喋ろうとするが


「あうあうあー」


 舌が上手く動かず、喋るという行為が出来ない。


 ここまで試した所で急に感情のコントロールが出来ず泣き出してしまった。


 大の大人として恥ずかしい限りだが自分でもどうにも出来ない。


 なんだこれ?


 なんで、なんで、なんで、こんな事になっているんだ!


 もう一度、意識が覚醒する前の記憶を辿る。


 確か、トラックにはねられて、真っ白な空間で意識が戻って……


 そうだ! 俺は神によって、異世界に転生させられたんだった。


 そうするとこの体は転生後の体。つまり、生まれたての赤ちゃんなんだ。


 うぉぉぉぉぉぉぉぉ!


 遂に、遂に、遂に異世界に来たんだ!



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