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転生辺境伯は商会長?~スポーツは異世界でも大人気!  作者: 國上絢女
第二章 幼少期 領地編 新しい家族と成長
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第七話 父上 再登場

 遂にその日はやってきた。

あのDQNっぽい父上が帰ってくる、いや、久しぶりに会うことができる日だ。


 訓練はというと、練習を始めてから早くも十日がたった。

我ながら立ち振る舞いが様になってきたと思う。


 時折、あの時の記憶を思い出して、顔に笑みを浮かべていたことは、父上の知る由がないはずだ。


 少しひやひやすることを思い出したところで、父上の乗った馬車が見えてきた。こういう風景を見ると、ここは異世界なんだな、と思わされる。


 そんなことを考えていると、低い音を立てて扉が開き、父上が降りてくる。

相変わらず筋肉は健在なようで、服の上からでも鍛えられているのが、目に見て取れる。


 執事がいるのかと思ったのだが、いないようだ。こういうところは慣例なのか、将又、個人的な事なのかは図りかねる。


 そうこうしているうちに、父上は使用人達に挨拶をして、屋敷の中に入っていった。

ここではあまり時間を使う気はないようだ。


 それを見て、俺達出迎え人は屋敷へと戻る。

俺にとって、ここからが本番だ。


 数年間もの間全く会っていないのだ。

だからこそ、成長した息子としての姿を見せなくてはならない。


 「あれだけ練習したんだ。

ちゃんと身についているはず」


 高鳴る心を抑えるように、そう言い聞かせ、俺は扉の前に立った。

後ろには、セレスティアもいる。


 もう心配することなんて一つもない。


 いざ、感動の再開へ!


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