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一日目。最終裏
「ガードナー。まだやるのか」
「あたりまえだ。わしはガードナーとして、門を守る者なのだからな」
「ガードナーは未だにあの約束を守ってるのね、よく続くじゃない」
「はて、なんのことやらわからんの。プロジェクターはどうだ」
「全くあいつは。せっかく俺がプロジェクターの役割してるってのにあいつは気がつかないし」
「わたくしの力不足なのでしょうか」
「いや、サポーターはルールを守ってるだけだ」
「サポーターは分かりやすい役割で良いじゃない。私なんて、登場してるぶんには只のモブよ」
「わたくしとしたことが、ゲージ様申し訳ございません。この世界は貴女です」
「それでよろしいわ」
「そろそろいいか、12時になるぞ」
そして、四人は教授の肖像画を前にして
『願いを叶えるゲームを再開します』