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一日目。最終表

「願いを叶える箱庭にようこそ。わしのことはガードナー とでも呼んでくれ」


えっ。まだ続くの


「ゲージにもう一度会いたいのだかな。わしはここを離れ られんし、来ぬし。昔は我が子のように可愛がっていたと 言うのに」


まだやり残したことがあったんだっけ。小屋の中を覗いてみると、ゲージの箱が床に落ちている。


午前10時


屋敷の方からサポーターだ。他に人が居るような感じは無かったんだけどな。なにか、忘れてるのだろうか


「お客様。わたくしの事はサポーターと御呼びください。 では、屋敷の方に案内します」


終わりを案内してほしいよ。


午前11時


屋敷の広間ではプロジェクターが椅子に座ってくつろいでいる。他には人居ないな


「あまりなんもない屋敷だが、くつろいでくれ。俺の事は プロジェクターとでも呼べ。サポーター、中庭にでも案内 したらどうだ?」


「了解しました」


そういえば、何で紅茶の缶が置いてあったんだろ。プロジェクターは飲まないんだろ


正午


そして中庭、もうゲージの箱は落ちてない。そういえば何でこんなところに箱が落ちてたんだろう


午後2時


「ここは資料室でございます」


そういえば、箱は壊されても元に戻ってた。ペンキの足跡も残ってなかった。それはいったいどういう違いなんだ


午後4時


「はて、教授が御亡くなりになられてからどれ程過ぎたの でしょうな」


一体何回繰り返してんだろ


「おっと、すみません。教授はこの屋敷の主人でございま す。もう一度会いたいのです、それがわたくしとプロジェ クターの願いです」


そういえば教授か、教授が居たんだったな。


午後6時


ゲージとぶつかって


「あら、お客様かしら。私はゲージと名乗ってますわ。では、私は探し物がありますので、失礼いたしますわ」


少し会話が変わってる。


「箱でしたらガードナーが持っておりましたよ」


今回はそういう流れなんだ


午後8時


地下への階段はペンキだらけになっている。この中で分岐点か


「少々お待ちください」


今回も着いていく。


「教授。まさかこんなところでわたくしの願いが叶うとは 。」


ここでの選択肢は


午後10時


プロジェクターの所には戻らない、サポーターにさきに帰ってもらった。


教授の肖像画を色々と調べてみる。もしかしたら、どこかに教授の願いがあるかもしれない。


そういえば、この教授とかいう人。やたら若いな、てっきり髭を生やしたお爺さんかと思っていたが、寧ろ子供だろ。ありえない


おや、肖像画が外れそうだ。裏に何かあるかもしれない











『願いを叶えても、願いは叶わない。おめでとう、おめでとう。君の望んだハッピーエンドだよ』


世界が暗転する

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