一日目。最終日4
「願いを叶える箱庭にようこそ。わしのことはガードナーとでも呼んでくれ」
四回目だ
「ゲージにもう一度会いたいのだかな。わしはここを離れ られんし、来ぬし。昔は我が子のように可愛がっていたと 言うのに」
最後はガードナーだ。どうやってゲージをつれてくるかな
午前10時
屋敷の方からサポーターが迎えをしてくれる。
「お客様。わたくしの事はサポーターと御呼びください。 では、屋敷の方に案内します」
うーん、いい方法がないかな。思い付かないよ
午前11時
屋敷の広間ではプロジェクターが椅子に座ってくつろいで いる。あの鍋はこの時点からあったようだ。
「あまりなんもない屋敷だが、くつろいでくれ。俺の事は プロジェクターとでも呼べ。サポーター、中庭にでも案内したらどうだ?」
「了解しました」
紅茶の缶が無くなってる。向こうに置いてきたんだった。
正午
中庭の真ん中にゲージの箱が落ちている。
「うむ、どこかで見たような箱ですな」
拾う。まてよ、もしかしたらゲージを誘導する事が出来るかも知れないぞ
午後2時
「ここは資料室でございます」
サポーターの話を聞く気はもうない。そういえば、ゲージは凄く脚が速かったな、途中で追い付かれそうだ
午後4時
「はて、教授が御亡くなりになられてからどれ程過ぎたの でしょうな」
どうしよっかなー
「おっと、すみません。教授はこの屋敷の主人でございま す。もう一度会いたいのです、それがわたくしとプロジェ クターの願いです」
完全無視
午後6時
ゲージとぶつかりそうになって、さっと避ける。そして、箱を見せびらかす
「あら、お客様かしら。私はゲージと名乗ってますわ。あっ、私の箱返して」
箱を持ったまま全力疾走
午後8時
走りながら途中に置いてあるペンキの缶を拾う
「待ちなさい」
ヤバイ、ゲージに追い付かれそうだ。物凄いスピードで迫ってくる。拾った缶をゲージには投げる
「なにするの」
慌てたゲージは缶を避けるが、体のバランスを崩して倒れる。その間にガードナーの元に全力疾走
午後10時
ガードナーの所にたどり着いて。小屋の中にゲージの箱を放り投げる
「ちょっと、ガードナーあの箱とって」
少し怒りぎみなのを気にせず、ガードナーはゲージを抱き締める
「ようやく会いに来てくれたか。わしの願いが届いたようだ」
午後12時
問題なく箱も壊されて、これでハッピーエンドだ
意識が暗転する