支えてくれる人たち
シングルマザーで、ナースとして働きながら、子どもを育てとると、正直「ひとりじゃ無理!」って思うことも多いんよ。でも、ありがたいことに、わしのまわりには支えてくれる人たちがいっぱいおるんよね。
まずは職場の仲間たち。夜勤でヘトヘトな日でも、同僚が「今日は無理せんでええよ」って声かけてくれたり、急な用事で子どもの迎えに行かんといけんときも、シフトを調整してくれたりするんよ。ほんまに助かるんじゃ。仕事のことだけじゃなくて、愚痴を聞いてくれたり、励ましてくれたりする仲間がおるだけで、心が軽なるんよね。
それから、友達や近所の人たちも大事な支えじゃ。子どもを一時的に預かってくれたり、ちょっとした相談にのってくれたり。ほんまに小さなことでも、「ああ、ひとりじゃないんじゃな」って思える瞬間があるんよ。
もちろん、家族が近くにおる場合は、それも大きな支えになるんじゃろうけど、わしの場合は限られた範囲じゃけぇ、友達や職場の人たちの存在が特にありがたいんよね。
そして、老健で関わる入居者さんやその家族も、わしにとっては大事な支えになることがあるんよ。お年寄りの方が「今日も会えてよかった」って笑ってくれたり、子どもが入居者さんに手を振られたりするだけで、心がぽかぽかになるんじゃ。小さな優しさや思いやりが、毎日の疲れを癒してくれるんよね。
この章では、わしがどうやってまわりの人たちに支えられながら、仕事も子育ても楽しめるようになったかを書いとるんよ。ひとりで抱え込まんでも、助けを借りる勇気を持つことで、毎日が少し楽になって、もっと笑顔で過ごせるんじゃなって思うんよ。
支えてくれる人たちがいること。それがわしにとっての一番の幸せかもしれんわ。