七瀬 晴翔(ななせ はると)
「ここに炭酸水素ナトリウムがありますね?これをっと」
晴翔はそういいながら炭酸水素ナトリウムを試験管に入れる。
「ではこれをゴム栓で蓋をしガラス管を水の中に入れ、、そしたら前もって水に沈めていた試験管を設置してと」
晴翔は説明しながらマッチに火をつけガスバーナーをつける
「ガスバーナーで炭酸水素ナトリウムを加熱するとですね、」
晴翔が加熱を開始するとガラス管の先から水の中へとぶくぶく泡のようなものが出てくる。
「この気体を試験管で集めます。」
何本かの試験管を使って出てきた泡を集める。
「ではこの中にマッチを入れるとー」
そうするとマッチの火が試験管に入れた瞬間パッと消えた
「おーー」
7,8人の生徒が小さな声で興味を示した。
「次は石灰水をいれて少し振ると」
試験管を振ると少しずつ白くなっていった。
「と、いうことでこの気体の正体が分かった人!」
晴翔がそのように言うと何人かの生徒が挙手をする。
「では田中さん」
「はい!二酸化炭素です!」
指名された生徒は元気な声で回答を述べた
「正解です!これは二酸化炭素ですね。ではみなさんも安全に気を付けて実験をしてみてください!」
「はーい」
彼の名は七瀬 晴翔現在中学校の理科の教師をしている。彼は理科が相当好きなのだ。特に科学の分野がめちゃ好きらしく家にもいろいろ薬品を持っていたりするらしい。
※資格もってるんで怪しい薬品ではないです。
まぁとにかく晴翔は理科が好きなのだ。
「ありがとうございましたー」
今日の授業はこれで終わりだ。今日は残ってやる仕事も全くない。そう今日は久々のしっかり休める日なのだ。
「よぉし、帰ったら黒曜石で包丁でも作ってみよーっと」
そんなことを呟きながら学校をでて車に乗り込む