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Hat -憎悪-


Sanningssökaren-真実の探求者-

子どもの頃から感じていた"人と違う私"。

人と違うことに苦しみ、人と同じことをすると本来の私とは違う自分にさらに苦しむ。

大人になった"人と違う私"も今後記す予定。

私とは? 社会とは? 人間とは? 感情とは?

長編予定。




本当に嫌な記憶しか思い出せない学生時代。

苦しい、辛い、消えたい、自分には価値がない、この感情を理解してくれる人なんていない。

誰に相談したって無意味。

私にはそんな時代があった。

13歳から15歳の頃。

故意に生徒から文房具を床に落とされたり、ゴミを投げられたり、肩にぶつかられたり、暴言を吐かれる日々。

イベントのグループを決める時はいつも孤立。

ある年の担任教師は相談したところでお構いなし。

軽く「気にするな」で終わらせる。

失望した。

今思い返せばこの頃の私は既に同年代の子どもと助けてくれない事なかれを貫く大人に拒否反応を起こしていたのだろう。

私以外は敵。

誰も信用できない。

またある年の担任教師だけは救いだった。

辛い学校生活で起きた嫌な体験を話すと、その教師からのフォローがあった。

この担任教師に相談した時だけは辛さが軽くなった。

しかしすぐに憎悪の感情が湧いてくる。

私にこんな目に合わせてきたやつらが憎い。

許せない。

高校からはやつらと会うことはない。

私は絶対に変わってやる。

教師も学業成績も部活動も全て、周囲から認めさせてやる。

その憎しみの感情だけで16歳の春を迎える。



全ては憎悪から始まる1人の人間の人生。

憎悪の感情から人生の推進力へと変わる。


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