魔女達が魔王を慕う理由中編
続いて季。
きっかけは、制服制度かな?
みんなは制服の話は聞いたよね。
私達って入学初日で転移されたわけだけど、
まさか異世界に来て、私達が住んでいた街に
そっくりだった。最初は幻だったと思っていた。
そして魔王城に行った時、魔族が制服を着てた。
そして、制服が可愛いって思ってた。
最初は制服が好きな魔王がきっかけだったのかも知れない。
でも、あの制服は魔王軍しか着れない。
確かに不良魔族側の制服もあったでも。
私はあの制服に一目惚れをした。
あの人は可愛い物が好きなだと。
そしてフェチとまで言われた。
あんなに学生制服を語る人は見たことがなかった。
制服はロマン。これは何がなんでも突き通すと。
そんな話をしている内に意気投合して、
制服好きの友になった。
制服嫌いの目をしている魔族に怯む事なく、
むしろ心の闘火が燃えるような愛で。
私は魔王に惚れた。
あの人なら制服の良さを理解してくれる。
それが私の慕う理由。
熱い解説ありがとう。
次は、蜜柑どうぞ。
私か。私はそうだな。近所の兄さんって感じだった。
私は一人っ子だったから、周りに遊べる友達もいないし、ゲームとかも対戦相手が居なかったから、
いつもゲームとかはもう一台買ってバージョン違いのアイテムを交換してたなー。
そんな時、ゲームの話を魔王さんは、言った。
分かる。同じゲームをやってくれる周りの人居なかった。やろう言ってもやっぱり好みや周りの友達少なかったもん。って言われた。
みんながやれる事も自分は出来ない。
たとえサッカーと言われても、
ルールや教えてくれる人も居なかったから、
やる事なくって、ゲームは二台でいつも遊んでた。
やろうと思えばやれるのかも知れない。
でも、自分は自分。他人は他人。
仲間がいなくて寂しかったけど、
共有出来る人っていいなーって思って。
私はここにいる。
じゃあ通草は?
私は蜜柑に似ていて、ゲームが好きだった。
私はネトゲーがメインだったけど。
RPGとか好きで、帰ってらすぐゲームを起動していた。魔物とか倒して経験値をあげて。
ボスを倒す。そう言うのが好きだった。
そしてここにインターネットがある事に気づいた。
これでネトゲーが出来る。
NOPこのゲームがインターネットにダウンロードが
可能だった。やった時は、快感だった。
そうそうこれ。ネトゲーは敵がいて仲間がいて
これが楽しんだよ。そして同士でパーティーを組んだ
その時は互いに、一プレイヤーだったけど。
ホワイトデーのプレゼント相談をされたの。
そしてリアルでそのパーティーのメンバーが
魔王様だった。
驚いた。まさか魔族側が魔族を倒す側なんて、
ゲームとリアルのギャップに驚いた。
このゲームは私達を引き寄せる運命だったんだと。
そして互いに認める友でありライバルでもあった
私達はリアルで戦うのだと。
操作側が実際に動く。そんな事考えた事もない
私にとって新鮮だった。
中立の立場から私は魔女になる事を決めたの。