決着魔法少女と魔族最高幹部
お前が魔王か。
君は?
おっと自己紹介か。あたいは赤地華絵だ。
華絵さんてすか。それで用事は何?
魔女と戦いに来たや。感謝しろや
さっさとそいつらだせや。
兄さんの部隊に喧嘩売りに来たんだ。
なんだお前文句あんのかおら。
あーん文句あるだと。誰に向かって喋っていやがる
また魔法少女関連か。
兄さん。こいつが喧嘩売るから
私がぶっ潰していい?
蒼葉ほどほどにしておけよ。
分かってるって。
あんたどれくらい強い?
最強さぁ。あたいはね。
ほう。久しぶりに私をワクワクさせろよ。
なんだこいつさっきと雰囲気が変わったぞ。
華絵さんよ。不良の長を務めたあいつに喧嘩売るとは
自身がそうとうあるんだな。
いやーこれは元々の性格なのだが、
言い方た的に喧嘩を売られてと思われてるぞ。
まぁいいやー燃えるバトルしようや。
あたいの必殺技マーズファイヤー
これが君の実力か。
何。舐めるな。
その程度で最強を名乗るな。
本当の力とはこう言う事だ。
ダークネス・ヘル
こいつめちゃくちゃ強えー
馬鹿なあたいがあいつに怯えているだと。
本当の強さを知れ。そして己の弱さを思い知れ
じゃあ止めは、私の拳にしてやるよ。
うわーなんて握力、力が強すぎて、
めちゃくちゃ痛いんだが、うっ動けない。
力が入らない。くそー。
なんだこの程度でくたばるのか。
もっと遊ぼう。
もういやーあたいいやー。
こっ降参するから。
降参させねぇーよ。魔族に喧嘩売った時点で、
もうお前に選択しはない。
そんなそんなのってありかよ。
逃しはしない。もう逃げられない。
もうそんな力も残ってないし。
他の魔法少女をここに呼べ。
私には出来ない。負けは罪。
負けた時点で、私には権利はない。
いいから呼べって言ってんだよ。
早くしろ。私は見逃すほど優しくねぇからよ。
やばい蒼葉の不良の部分が本領発揮し始めたぞ。
あーなったら俺でも止められない。
その仲間を想像すればいい。
後は兄さんのイメージ力でここに召喚するから。
やばい想像したら他の魔法少女をここに呼べるのかよ
もう呼ぶしかない。ごめんみんな。
一分後。
残りの四人がここに呼ばれた。
なんだ。ここは
ここ知ってます。
知ってるのか。澪。
ここは、魔王城です。
何。敵地と言う事か。
遅かれ早かれいずれ戦う相手だ。
そこの三人自己紹介しろ。
桃橋唯
黒坂花織
白糸萌
それが君達の名前か。
ようこそ敵地へ。
三対三で勝負しようぜ。
勝負と聞いて聞きつけに来た。
じゃあするもの倒す。
マジかよ。水来と茜まで来たよ。
最高幹部が直直に勝負する気だ。
ここは、そっと下がらないとやばい。
兄さんどこ行くの?兄さんには見届け人に
なってもらわないと。
俺いないとダメか。
圧が強い。怒ってるのか。分かった。
お前も災難だな。華絵。
どうしてだい。戦争くらい
破滅が約束されてるから。
軍曹と破壊神と幼女の魔人
恐ろしい二つ名があるくらい。実力ぞろいだ。
君は魔女に戦いを挑もうとしてたが、
あいつら以上に魔王軍の戦力を強いから
魔族を滅ぼすなんてとんでもない。
命がいくらあっても足りない。
そんなに強いのかあいつら。
国は滅ぼせるし、勇者の力でも無理だろう。
人間界滅ぼせる力は、あの三人は持っている。
大人しく魔族に喧嘩を売らなかったら
良かったのに。
決闘状なんて送るからこうなったんだよ。
決闘状って魔族に送ってたあれか。
知ってるのか。あれを送ったの。
あれは司令官が送ったものだな。
しまったイメージしてしまった。
ありがとう。その人も呼ぼう。
なんだここは。司令。華絵これは一体。
司令が手紙を出したんですよね。
確かに決闘状を魔族にだしたが、
その魔族が魔法少女を返り討ちにしています。
あいつら押されているのか。
魔族がどの程度かと思ったら、
誰一人勝てないのか。
司令と言ったか。魔族を舐めすぎたな。
人間に手に負える相手ではないよ。
君は魔界に喧嘩を売った。それだけの覚悟は
しておけよ。月夜後はよろしく。
はい魔王様。
あいつ魔王だったのかよ。
司令さんの相手は私が相手をします。
さっき澪さんと戦って来たけど、
司令官はどの程度の実力者なの見せてもらう
私の愛する魔王の邪魔するあんたの力を。
魔王が言う、奴だどの程度かお手並み拝見と行こう。
シャドウ・デストロイ
痛くも痒くもない。
それは後にじわじわと精神にやってくる。
これは、なんだ体が痛い、
己の自分と戦いな。
あんたの闇とあんなの光どっちが強いかな。
己の自身に飲み込まれるがいいよ。
それが君の選択さ。
残りの魔法少女は全滅。
圧倒的強さに誰一人太刀打ち出来なかった。
誰一人魔族の傷を付ける事が出来ず、
結果的に返り討ちになった。
三人は思いの強さが魔法少女の力を
上回ったのだろう。
俺達は普通のスローライフを送りたかったのに、
魔族は喧嘩を売る意思はないのに、
魔族と言えば怯えられ、自分勝手のイメージ
を押しつけて、すぐ戦おうとする。
そんな奴らは全員嫌いだ。
平和を望むのに。なんで。なんでだよ。
七人の魔法少女の戦いは終わった。
そして魔法少女の誇りを持った敵意の者達は
まだ魔族に立ち向かうだろう。
でも。九人の魔法使いを監視官に選び
交代交代で見張り役にした。
司令官と言うと闇に飲まれ、自滅した。
これで敵襲は、当分来ないだろう。