新たな異変の始まり
ニュースで犯人が特定された。
あいつらだったんだな。先生を殺したの。
あいつらが俺の会話を楽しんでた奴らだったか。
先生を殺した目的は、それだったんだな。
動機はなんだったんだろう?
同期?あー同い年だもんね。
いや。その同期じゃない。
理由の方の動機。
そっちかぁ。
あれじゃない?あんまり見られたくなかったものでも
あったんじゃない?
そうかなぁ。
まぁ取り敢えずこれで解決かな?
犯人も分かったし。
魔王城にでも行くか。
そうしよう。
そこに居たのは囚われていた茜だった。
茜さん大丈夫ですか?
誰がこんな事を。
そんな事より母が父を探すため帰ってこないの。
みんなどこに行ったか知らない?
迷子なの?お家帰れる?
みなさん何を言ってるですか?
私の母は蒼葉さんですよ。
蒼葉さんって誰?
誰ってみなさん忘れたんですか?
みんな知ってる?ううん知らない。
茜さん夢でも見てるんじゃないですか?
みんな本気で言ってるの?
知らない者は、知らないよ。
私以外母を忘れてる。
じゃあ父の事は知ってる?
茜さんのお父さんですか?
知らないよ。私達会った事ある人なの?
みんなあった事ある以上に慕ってたじゃあないですか?
私の両親が存在されていない扱いになってる。
一体どうなってるの?私が眠りに付いている間に。
誰一人私の家族を知らないなんて。
これは調べる必要がありそう。
とりあえず、八人の父の魔族のみんなに
思い出して貰うんだ。
君達には過去に遡って貰うよ。
私の魔力で足りるかな。
八人分過去に遡って貰うだから。
頑張るんだ私。
そしてしばらくして八人は、見事思い出す事に成功した。
私達は一体。茜お嬢。一体何があったんです?
大変なんだ。
なるほど私達以外。茜お嬢の両親を忘れていると。
とりあえずギルドに行きましょう。
何か分かるかも知れませんし。
そうして茜と八人の魔族と共にギルドへ
向かうのだった。