白夜の気になるもの。
白夜のやりたい事を聞く魔王。
白夜は、雫と仲良くなりたいと思っているらしい。
今日は白夜のやりたい事を聞きたい。
今でも信頼しているんだ。
最初は中々話せる関係じゃなかったんもんな。
輝夜が連れて来た時も距離も遠くて、
悪魔にもこんな子居たんだーって。
あの時は警戒してたの?
えーとあの時は、魔王って怖い人のイメージがあって。
暴力や奴隷みたいに無理やり従わせる感じを
勝手に想像して、殻に閉じこもっていたんです。
もしかして私はここで人生終わるって。
そう考えてた時期もありました。
でも。実際に会ってみて、優しい人で、面白い人で
なんか和やかな雰囲気で、輪に入りやすかったです。
その瞬間にちょっとだけ、前に踏み込んでみようと
思って。気づいた頃にはずっと側にいて。
そっか。自然になってたのか。
全然白夜の事知らないかったんだなーって
聞いてて思った。
相変わらずコミュ症は治っていないけど。
まぁそんな話はいいんだ。
呼び出した理由の本題に入ろう。
白夜の今何がしたい?
今ですか。えっーと。
雫さんと遊びたいです。
雫と?
はい。
雫今居るかな?
呼ばれて来ました。ご主人様。
来てくれたか、雫。
ご主人様一体今日はなんの話をしてくれるの?
ようがあるのは、俺ではなく、白夜なのだ。
白夜さんが?私を?
雫さんは猫と聞いて来ます。なら信頼を作っとくのも良いかと思って話かけたんです。
まぁそうですね。それで白夜さん私になにをさせたいのです?
君の毛並みを触られて欲しい。
ふさふさしてて気持ちいいーー。
そんな雰囲気を味わいたいんだ。
えっえー私。猫になれないと行けないですか?
なってくれませんか?ダメでしょうか?
私は、確かに猫は猫でもケットシーですよ。
雫が魔族なのは、知っています。
毛並みを感じたくって。
なんか怖い目をしてます。白夜さん怖いですー
あの。雫さん?
魔王さん雫さんを捕まえてください。
なんか怯えられるので。
いやーまぁそんな感じするけど。
まぁ人見知りの所が多少あるかもしれないが、
雫来てくれ。頼む出てきてくれ。
ご主人様、何もしません?
何もしないよ。
仲良くなりたいだけだから。
分かりました。
怯えいた雫が出てきた。
白夜は、コミュ症だから、
話は、そこまで得意じゃないんだ。
勇気を振り絞った白夜に免じて撫でさせてあげて。
そうだったですね。
無音で近づいて来たので、脅されてるもの
だとてっきり、
どこか似た者を感じるよ。
普段前に出るタイプではないしな。
明るいタイプでもない。
魔王が間に入ったから
少しだけ。二人は友情を深めた。
同じ魔族なのに、性格が違えば
感じる物、考え方って改めて違うんだー
つて思った。
やっぱり面白い。 こんな普通の時間がいつまでも
続くといいなー。笑って楽しい日常が。
決戦も近い。きを引き締めて行かなきゃな。
楽しい日常のままで居られるように。
休日編ももうすぐ終わります。
全員分かけたらいいなー