輝夜との休日
輝夜を休日にやりたい事を聞いていた。
輝夜は電車に興味があった。
輝夜は行きたい所や、やってみたい事ないの?
いきなりなんですか?
もしかしたら、死ぬ可能性があるから。
最後かも知れない休日。
何かやりたい事ないのかなぁって思って。
もう死ぬ事考えてるんですか。
そうだ。いつ命が終わるか分からないからな。
私のやりたい事か。そうですね。
電車に興味があるんです。
蒼さんのいた電車が気になったんです。
揺れる電車ってなんか憧れるんで。
分かった乗ろう。
魔王城とギルドの間でいいか。
構いません。それでいいです。
記憶では、あそこは道路で車が走る所だが、
俺は違う可能性が欲しくて、電車のイメージに
したんだよな。
切符買って、時刻表みて、行くぞ。
電車は、六両編成にしたんだよな。
たくさんの人に乗って欲しくて。
俺は好きだったなー揺れる電車。
友達と通勤する女子高校生。毎日働くサラリーマン。
買い物をする大人達。本や問題集を読む人達。
運動部活をやってる男子高校生。
懐かしいなー俺もよく電車利用してたっけ。
どうかされましたか?
大丈夫。懐かしさに浸っていただけだから。
そうなんですね。
輝夜、今楽しい?
蒼さん。めっちゃ楽しいです。
それは良かった。
目的地に着いたようだよ。
なんか普通の休日なのでしょうか。
あーこれも立派な休日だ。
今日は楽しかったです。ありがとうございます。
俺こそ休日に付き合ってくれてあれがとう。
輝夜は笑顔で俺の方に微笑んだ。
真面目な輝夜とは違う普通な女の子。
今日はいい思い出の一日だった。
なんか中身がないとか、言われそうですが、
輝夜との休日が書きたかったので、
書いて見ました。