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魔王家族と変わった戦友  作者: 闇影 夜
不良魔族と魔王城
59/333

親友が勇者

勇者の話を聞きつけた魔王。

魔王聞いた話はとんでもない情報だった。

勇者の名前が明らかになった。

彼女の名は原川ニコ。

彼女の名は俺は知ってる。

その子は水来の親友だった子の名前だ。

もしあの親友の子と水来は、最悪の形で、

再会する事になる。

勇者と魔王は、異世界では、宿命の対決が描かれるが、もし、二人がぶつかったら、親友同士の殺し合いが起きる。ニコがクラスメイトだったら良かったが、

親友であり幼馴染であり、生徒会副会長でもある彼女。そう一番近くにいて、長い付き合いの彼女。

俺個人は、戦って欲しくない。神も悲しい宿命にしたものだ。

今回は犯罪では、なく本当の殺し合いの戦いになる。

これはニコも水来も互いにここに存在することを

知らない。ニコは記憶喪失らしい。

もし思い出したら、運命は、逆らえない。

俺は止めたくても止められない。

もし止めたら、命の保障がない所か、

再会の水を差す事になる。

勇者が来たら止めると、この国を破滅に導くなら

止めると言ったが、こればかりは、無理かも

知れない。

水来は、悪魔のような目をしている。

何人犠牲になろうが、勝つ事が全てのあの子は、

もう止められない。

蒼葉以上の力と従えさせる圧倒的な魔力。

神を超える可能性がある実力と深い闇が

心の魂に刻まれているから。

止めた瞬間、魔王軍は、敗北が決定する。

今の戦力でも魔力でも、勝てないだろう。

そして水来が新しい魔王になる。

それを避けるためには何もしない方が

正しいのだろう。

でもいつかは戦う日が来れば容赦はしない。

たとえ命に変えても。

刃向かうだろう。

俺の理想は、また三人で、テーブルを囲む事だ。

楽しかったあの日に戻るなら。

水来が納得する世界が来たなら

俺は喜んで歓迎する。

俺は待ち続ける。

あの子が笑顔になるその日まで。




親友とは前回の話に出てきた子ですね。

頭によぎった話がこれだったので

これにしました。

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