蒼葉の選択
蒼葉は、兄に相談し、何か決意を決める
そして神の情報が告げられた真実とは。
お前はどうするんだ。蒼葉。
とりあえず作戦を考えよう。
と言うわけで妹が提案を考えるそうだ。
誰か反対意見があるか。
『輝夜』魔王様本気ですか。
なんだ敵地は危ないって?
それとも自信ないのか?
まぁどっちにしろ何か動かないと何も始まらない。
『雪夜』そうなんだ。私はいいと思うけどな。
『秦夜』意義なしでござろう
『蒼葉』何か知恵はないのか?
『輝夜』なにも思いつきません。
こっちから提案出来ることがない。
『魔王』かなりの男嫌いな所あるからなー
『二人』私あいつが居るとムカつくの。
『魔王』あれは嫌いなやつがいるやつだ。
『砂夜』どうでもいいから終わってくれない〜
『桜夜』・・・
『秦夜』蒼葉どの客人でござる。
『椰子』蒼葉さん
お前達どうしたんだ。
『枇杷』俺達話合って決めたんです。
『甜瓜』蒼葉さんに付いて行く事に。
『実』ダメだと言われても。
『類』蒼葉さんに付く時から決めてたんです。
『万寿果』お供させて下さい。
『金柑』みんな蒼葉さんが大好きなんです。
『茘枝』僕達はあそこに帰るつもりはありません。
他にいるだろう
みんな好きな道があっただろうに。
なんで私なんだよ。
そんな事言われたら、断れないじゃないか。
良かったじゃないか。慕ってくれる仲間が居て。
どうするんだ。
決めた。中立側を乗っ取る。
あそこは、まだ玉座は、誰もいない。
つまり敵対すると言う事か。
いや私がトップになり私なりに強さを証明する。
三つ巴ってやつか。
いや魔王軍の部隊を作る。
協力してほしい。兄さん
私は変えたいんだ。
魔王軍は、少ない人数だ。不良魔族に比べたらね。
だから中立を巻き込む。
一緒にやろうぜ。茜の為にも、
世界平和の為にもな。
『蒼葉』兄さんには先に伝えとくね。
神の名が分かったよ。
神の名は、神川菜緒と名乗ってるらしい。
『魔王』その名って、
『蒼葉』そうだ。兄さんの幼馴染の名だ。
神川菜緒。俺の親友であり
気楽に話せる相談相手で恋人だった。
そして病気で死んだ。
あの菜緒が、神だと。
だが、菜緒は、いつも俺に優しく励ましてもくれた。
でも体が弱くて、
杖で支えるのがやっとだった。
転生して神になったのか。
そうなのか。
菜緒がこの世界に俺を呼んだのか。
だとしたらあいつは、今どこにいるんだよ。
俺は、もう一度会いたい。
また君と話せるなら。
兄さん感情出し過ぎ。
菜緒に会える可能性があるなら喜ぶさ。
兄さんこの世界に本当にいればの話。
この世界の何処かに菜緒は、いる俺は信じる。
俺は菜緒ともう一度巡り会って見せる。