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魔王家族と変わった戦友  作者: 闇影 夜
不良魔族と魔王城
53/333

不良魔族の王と双子の兄妹

兄と妹に子供が居る事が噂になり、

蒼葉は、追放される

そして新しいトップになったのは。

中立側では、噂が立っていた。

『梅』根夜さんどうやら魔王と女帝に

子供の魔族が出来たそうです。


『根夜』へぇーそんなだ。

あの破滅の軍曹との二つ名を持つ妹と

負けん気の破壊神の二つ名を持つ兄。

互いの子供ですか。

私の予想ですが、娘は滅亡の力を引き継ぐのは間違いないでしょう。


『檸果』あの二つの力は、互いの信念から

生まれた力。ならそれも納得もいくでしょう。


『西瓜』誰だろうとかまわない。

『杏子』さすが、プライドの高い人だ。

『通草』あの魔王さんがねぇ。


『根夜』私達には関係ない事、関わらない方がいいと思いますけどね。


『檸果』確かに、不良軍にも魔王軍にも関わらず方が

命に関わらないですし。


『西瓜』興味本意で行くと痛い目に合うわ。


『杏子』不良軍の耳に入らないように、ここは引きましょう。


『通草』頑張れ私の英雄さん


それを聞いていた不良魔族の金柑は、

ドキドキしながら、こっそりその場から

立ち去った。


この話は不良魔族にも耳に入り、

不良魔族の不満が溢れていた。

信頼していたものに、再び裏切られた魔族達は、

女帝の首を取ろうと必死だった。


『丹夜』どうして、また裏切る。

『魔夜』もう裏切られるのはもういい。

『未夜』どうしてなんです?蒼葉さん。

『夏夜』もう信じるのやめましょう。

『千夜』まさか魔王との子供だと。

『夏夜』信じたのに、また裏切りられるのか。

『未夜』今度こそ信頼に値したのに。

『魔夜』なぜ隠していたのだ。

『丹夜』やはり分かり会えなかったか。


蒼葉が説明をした。

みんなに隠していた事は事実であり、

不快の思いをさせていたのは謝る。

だが、私達も想定外だった。

茜が私達を両親に思うなんて、

これは言い訳にしかならない。

でも、信頼してとは言わない。

私は私なりに答えを出したつもりだ。

兄妹で納得した上で育てる事にした。

不良魔族が魔王に裏切られた話は、

知っている。

それで二度目の裏切り行為の事も。

私は、責任をとって不良魔族を脱退する事を

ここに宣言する。

私を殴りたい奴は、殴れそれで気が済むなら

何度だって受けよう。


『金柑』私が余計な事をしたばっかりに。

でもここに入ったからには私も隠し事は、

出来ない。だからみんなに伝えたんだ。

ごめんなさい蒼葉さん。



『魔族A』逃げるな卑怯者

『魔族B』死んで償え

『魔族C』兄妹揃って裏切り者

批判は、かなり上がり、不良魔族達の不満の声で、

魔王城で溢れていた。


不良魔族は戦力は下がったものの、

不良魔族の王戦は終わっていない。

不良魔族の王の水来は頭脳をかなり使ってくるだろう

水来は、俺達の妹で、

紹介されたきりほとんど表に出てこない奴だった。

まさか蒼葉が裏切るなんてね。

裏事情も話しちゃったし。

いつのまに?水来がここに居るのよ。

会話が聞こえたからですよ。兄様。

最初からこの世界にいたからよ。

兄妹の血繋がりのぶつかり合いとても

観てて楽しかった。興奮したなー。

そして私とも戦って欲しいなー。

とか。私達はあんな甘い兄妹とは違う。

気に入らない物は、全て壊す。

あんな姉は、口封じのために消えてて貰ってた方が良かったかもね。

ふははは。

やはり私達の知る水来ではありませんね。

いいーや。神が裏切り者だと教えてくれたからね。

もう蒼葉は不良魔族には、必要ないってね。

神?何かテレパシーでもあるのか?

失せろ、この欠陥品ども。

水来は、蒼葉達の方へ攻撃をしまくった。


茜の問題があるのに、今度は、水来なの。

面倒な事が次から次へと来るのね。

説得はしたが聞き耳を持たずに

妹に追放された蒼葉は、

魔王軍の方へ相談する事になった。


皮肉のものね、まさか妹に追い出されるなんて、


あいつは、気に入らない物を壊す事が好きな奴だ。

普通は無理だろう。あいつを止めるなんて、

悪魔の囁きでもいるのか。

昔はあんなんじゃなかったのに。

俺達の誰よりも強くて、壊すの好きなやつが

自ら王座に着いたのだから。

手がつけられんぞこれは。

破壊者のあいつはかなりやっかいだぞ。

もう世界はめちゃくちゃになりそう。

魔王軍いよいよ崩壊に近づきましたね。

蒼葉ちゃんは、優しい子だったが、

水来ちゃんは、本来の魔王に近い性格。

兄妹と水来の新たな激闘になるかも。

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