俺の子供と名乗る女の子
突然魔王城に女の子が眠っていた。
その子は魔王をパパと呼ぶ。
この子が来た理由とは。
突然、魔王城に子供が居た。
？？？パパ。ねぇパパ遊ぼ。
兄さん今日何してるのかな。
兄さん遊びに来たよ。
あっ蒼葉！！
兄さんその子は一体。
俺にも分からない。
へぇー兄さんに隠し子の子供がいたんだ。
なるほどそうなんだ。私知らなかったなー
待って誤解だって。
この状況で、何が誤解よ。
本当に知らないだって。
？？？ママ。パパをいじめないで。
えっ今ママって言った？
この子何言ってるの？
突然俺達兄妹は、この子の両親になった。
いやいやそもそも血の繋がりの兄妹が両親なんて、
ありえないでしょ。普通。
そんな事言われても、この子が当然言い出した事。
愛受けるなと言われても無理でしょ。
なんで兄さんと私がこの子の両親なのよ。
ねぇ名前は？
？？？名前は茜。
茜ちゃんね。
しかも女の子かよ。
いいじゃない女の子だって。
何よ不満なの？
いや別にいいけど。
それで、どこから来たの？
うんとねぇパパとママの魔力沢山溢れてた時にねぇ
生まれたんだ。
私と兄さんの魔力で生まれたのね。
つまり魔力融合と言うことか。
ひとまずみんなに相談してみるか。
そうね。私達では、何も分からないし。
多分俺達が互いの信念で戦ったあの時じゃないか。
茜が生まれた日って。
あの時互いに魔力も限界まで使ってたし。
そうだとしたら、不思議な巡り合わせね。
俺達の魔力の子かぁ。また賑やかになりそう。
普通ならありえないが、俺達は、互いに魔族の王だ。
かなりの強さをこの子は、持ってるのだろう。
蒼葉これは不良魔族側には隠した方いいんじゃないか。
そうね。厄介事は、ゴメンだわ。
この子は、こちらで預かる。
そうしてくれると助かるわ。
だがお前も茜の母親なんだ。面倒は見るんだぞ。
しょうがない。分かったわ。兄さん
俺と蒼葉と茜の日常が始まった。
育てるのは楽じゃない。でも、この子が来た事で、
何かが変わるなら、やってやるさ。
兄さんと私の子かぁ。
私達が、互いにぶつかり合いもしないで，
平和で、笑え合える普通の兄妹だったら
この子は生まれなかったのよね。
なんか興味深いな。
兄さんと私が両親なら一緒に居ないと不自然よね。
だけど、不良魔族のみんなを裏切れない。
私は、どうしたらいいのよ。
まさか三章で、子供の話が来るとは
私も思っても居ませんでした。
これからどうなるんでしょう。
