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魔王家族と変わった戦友  作者: 闇影 夜
不良魔族と魔王城
50/333

絆と五人の友情

まだ決めないいなかった。無花果達。

これからの友情とこの先何に進む事に悩む。

そして出した答えとは。

『無花果』私達はどうするの?

『金柑』完全に残り者よ。

『杏子』みんな決めたもんな。

『胡桃』早く決めないとね。

『彌猴桃』あの子達は魔王に着いたよ。

『杏子』雷蔵と鰐梨は、冒険者になったし。


『金柑』

石榴、鳳梨、八朔、学、甘蕉は、騎士団になったし。

『胡桃』梅、西瓜、檸果、通草は、魔王軍の中立立場になったし。


『無花果』

桜桃、林檎、柚子、蜜柑、苺、檸檬、季は、

魔王軍に着いたし、


『彌猴桃』

甜瓜、椰子、茘枝、枇杷、実、類、万寿果は、

妹の蒼葉さんの配下になったし。


『金柑』みんなバラバラになっちゃった。

『杏子』決めてないの私達だけだよ。

『無花果』どうするのさ。

『彌猴桃』こんなにも悩まないと行けないの。


『胡桃』

そう言えば先生ってどこに行ったのでしょう。


『杏子』確か、人間界に行く事しか聞いてない。

『金柑』まぁ先生なら大丈夫でしょう。

『無花果』早く決めないと、やばいし。

『胡桃』私、魔王軍に行く。

『彌猴桃』本気?

『杏子』私決めた中立側に行く。

『金柑』不良軍に行くわ。

『杏子』無花果は?

『無花果』私は雷蔵君達に着いて行くわ。

『彌猴桃』私も無花果と一緒にいくよ。

『胡桃』いいんだね冒険者になる事で。

『彌猴桃』もう決めたんだもの。

『無花果』後悔なんかしないわ。

『杏子』五人の友情は、消えはしない。

『金柑』離れ離れになろうが、絆は消えない。

『胡桃』友情は永遠に不滅。

『金柑』共にいい人生を

『胡桃』後悔ない人生を

『杏子』また笑って会えるように。

『無花果』また会おう。

『彌猴桃』じゃあまたね。


五人は互いに手を繋ぎ、誓い合った。

笑顔でまた会えるように。

また仲良しな五人で居られるように。

友情と絆を胸に秘めながら、

お互いが称え合い、変わらない友情を信じて

それぞれのもう一度会える事を期待し

それぞれに手を振り別々の道に進み始めた。


これで召喚された三十人は、

進路が決まりました。

この先どうなって行くのかは、

その子達次第です。


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