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魔王家族と変わった戦友  作者: 闇影 夜
不良魔族と魔王城
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カカオと言えば

畑に来ていた根音と雫。

そこに来たのは、クールな子ぽい人達だった。

カカオを見て思ったものとは。

雫と根音は畑にいた。


『庵羅』こんな所に畑があるとは。


『通草』相変わらず魔王って凄い。


畑に来たのは梅と西瓜と庵羅と通草が来た。


『西瓜』あなた見かけない顔ね


『梅』新入りぽいな。


『西瓜』ここで何してるの。


『通草』私も気になる。


『雫』チョコレートを作るためにカカオと言うものを

取りに来たの。


『庵羅』チョコレート。この異世界にもあるのね。


『通草』もしかしてバレンタインチョコってやつ。


『西瓜』バレンタインですって興味はないわ。


『梅』あげる相手がいないだけでしょ。


『西瓜』そう言うあなたもチョコあげる人なんて誰もいないでしょうが、


『雫』バレンタインとはなんですか?


『通草』バレンタインは簡単に言えば好きな子に

チョコをあげる日よ。


『西瓜』ここにもチョコを贈る文化があるのね。


『根音』好きな子ですか。


『通草』バレンタインは友チョコ、義理チョコ、

本命チョコとかそう呼ばれている。


『根音』そうなんですか。知らなかったです。

そんな文化があったんですね。


『庵羅』あなた達は由凜さんにチョコを

あげないですか?


『根音』チョコを作る自体考えもしませんでした。


『雫』私もです。


『通草』チョコをあげるバレンタインじゃないの?


『雫』ココアと言うものに興味がありまして。


『庵羅』ココアか。確かにそれもありって違う。

誰もがバレンタイン脳になってたのに。


『通草』バレンタインチョコ

私達と一緒に作りましょう。


『二人』はい。


『庵羅』睨み合ってないで行くぞ。二人とも。


『西瓜』私に指示しないで。


『梅』ムカつくわ。

いいよなモテる奴は。


『庵羅』いいからさっさと行く。


女子会でバレンタインチョコを作り始め、

周りの人間や魔族にチョコを贈った。

魔王城にもその文化が耳に入った。

まさか前世では義理すら貰えないかったのに

幸せって奴か。

チョコの持ち込み禁止の学校もあるだろう。

彼女すらチョコくれなかったし。

俺は初めてチョコを貰ったが、なかなか美味しかった。


魔王軍のみんなは魔王様に好意を抱いているのだろうか

慕う意味ではなく恋ならいいなー。

それぞれ個性的なチョコをくれた。

俺はチョコは好きだから全部食べたが、

鼻血が出ない事を願う。

魔族のみんなも人間のみんなからも貰った事でホワイトデーのお返しが難しくなる。


バレンタインの文化がこの世界が広まっていた事で、

召喚された人間達は、思っただろう。

なぜ私達がいた物や文化を魔族が知っているのだろう

俺は元々人間だった事をあの三十人にまだ告げていない。

だがそれも秘密にした方がいいだろう。

あの子達の夢を壊さないためにも。


ホワイトデーか。

チョコをくれたみんなになにを振る舞うか。

考えておくか。

魔族達は知らない逆の贈り物。

文化の物か、個人的な物か。

それともデートプランとか。

みんな喜んでくれたらいいな。





バレンタイン企画か来ました。

異世界なので、バレンタイン文化はありません。

知っているのは、魔王と妹と召喚された者だけ。

私も食べたいです。バレンタインチョコ。


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