古き友情
陽介に自慢話を聞かされる魔王。
魔王が心から思う気持ちとは。
よっ蒼波じゃあねぇか。
こいつの名は陽介。
俺の数少ない友人で、蒼葉とは
クラスメイトだった男だ。
そして俺はいつもこいつに会う度に絡まれる。
こいつもこの世界にいたのか。
お前は、陽介じゃん。
なんのようだ。また嫌がらせか。
普通の家庭の俺とは対象的に、
金持ちで、自慢話を会っては聞かされ。
嫌味ばかりする。
こいつ。異世界でも再開して陽介とは長い付き合いになるが、
やはり慣れない。
例えば、俺、別荘作ったんだ。執事やメイドも
沢山いるんだぜ。蒼波お前には一生見れない光景
だけどな。まぁ僕みたいにリッチになれば
別だけど。君には無理だけどね。
じゃあ別館見せてよと言うと、
蒼波には見せてあげないよ。と毎回返される。
俺は、陽介に魔王の事は言っていない。
言うと俺の周りで、面倒な事が起こりそうな
予感がしていたからだ。
陽介の家は洋館の感じ風に対して、
俺の魔王城は、学校風の造りになっている。
転生して来た時は驚きを隠せなかったが、
もう慣れっこになった。
魔族の仲間達もいい子達で、俺は幸せ者だ。
人間だった頃に比べて、環境も生活も随分と変わった。古き友の男の友情。
不良魔族もこう言った友情が芽生えたいものだ。
不良軍の所は地獄化してるし、もう諦めかけた。
だが、妹がいる事が分かってる以上、
まだ諦める訳にはいかない。
絶対俺の強さと諦めなさをあいつらにぶつけてやるからな。
金が全ての陽介と友情が大切な俺。
互いの信念を持っている友情は世間では
どう思われてるのだろう。
俺は人それぞれ、個性的は時には役に立つ。互いが互いに補られる。そんな支えられる
そっ言った友情はかっこいいと思う。
力が全て、強さが全て、権力が全て、
それも全部俺は認める。
それも個性の一つだから。
人とは色々人がいるし、得意不得意もある
それでも補られば一つのチームにもなる。
いつか不良軍とも分かり合いたいものだ。
人間の可能性を感じる話でしたね。
感情も何か分かる気がします。
浅い話だったでしょうか。