少女と幹部
勇者の話を聞くために街に出た
ある日少女に勇者の話を聞いてみた。
まず魔王ってどんな人と聞くと分からないと答えた。
お兄さん魔王なんだと言うとそうなんだと笑顔で微笑む。
魔王って恐れられて、悲鳴をあげられると思ってた。
魔王って怖い存在なの?って聞き返して来た。
この世界の魔王は恐れてる所か,魔族を知らなかったらしい。俺は勇者の事も聞いてみた。
勇者?うーん悪いことして指名手配された事あるって聞いたことある。と話してくれた。
ありがとうって言うと笑顔でバイバイって手を振ってくれた。なんて優しい子なんだと思った。
魔王城に帰るといつもの日常が待っていた。
おい魔王お菓子買ってきたか。こっちには飲み物買ってきたかと不良魔族に言われ、こちらの話を聞こうともしない。
まるで前世と同じパシリ状態だ。
立場の問題なのかそれとも気に入らないだけなのかはわからない。
毎日の繰り返しでもう魔王城に帰りたくない日が何度もありため息するほどだった。
それでも月日は経ちある一人の幹部が話かけてきた。
不良達に舐められすぎです。とこのままだと調子に乗りますよ。
この時は、部下と仲良く出来ればそれでもいいと思ってた。そう言えば部下達の事何も知らないな。
君が言うなら分かった。
今日で、俺は不良魔族のパシリを辞めるよ。
そう言うと不良魔族達は怒りを買ったのか、
その後ボコボコに殴られて、
体がボロボロになりながら、なんとかその場から
抜け出した。
そう言えばなんで不良なったのかも知らないな。
そう言えば君の名は?
桜夜姉さんの事は知ってますよね。
姉さんから記憶喪失と聞いてます。から
改めて名乗りますね。私の名は輝夜です。
半人魔。
半分人間、半分魔族。
わけあって。今はこの姿でいるんですけど。
私以外の者達もこれが本来の姿ではないんです。
いつか完全体をお披露目出来たらいいなー
って一つの目標にしてます。
それよりあなたも心配した方がいいですよ。
恐らくあなたは近いうちに魔王城から追放されると
出ています。
占い?
まぁ私からすれば噂程度ですけど。
本当かどうかは知りませんけど。
急に黙ってどうかした?
いえあなたが私の知る人物に似ていたので
そうか。俺みたいに似ている顔がこの世界にはいるのか
それで、姉さんと言う事は、輝夜は妹になるわけか。
姉妹の雰囲気が違うね。
私の姉は魔族でトップクラスの実力ですし。
私より強くてかなりの実力です
俺が会ったのはメイド服で対応してそうは見えなかったけど。
メイドは姉の趣味で、コスプレとかは好きらしいです。
いっそう制服なんてどうだ。
俺は制服が好きなんだ。
いいんですか?姉さんには内緒ですが、姉さんは、地獄耳で、
小声でも聞こえるらしく、
毎回会話を聞いてるらしいです。
どこかでこの会話を聞いているかも知れませんよ。
支配力もあってそんな強いなら部下を従えさせられるのでは?
普段無口の姉さんが発言するとは思いません。
私も発言を数回しか聞いた事あまりないくらいですし。
あの人無口なの?がっつり色々説明してくれたけど。
あの姉さんが喋って凄く対応していたなんて
羨ましい。じゃあなくって嘘ですよね。
喋ってくれたのは本当だよ。
嘘を付ける要素がどこにある?
魔王の話を聞いた輝夜は、事実をしり、
姉さんが喋った事に驚いた輝夜は気絶した。
今回は可愛い子を想像して書いてみました。
幹部もこれから色んな性格の子や不良の子目線を書いていきたいな。これからたくさんのキャラクターや日常を書いて
行きたいです。