感染力の謎
あれ?あんたはぼったくり錬金術師だ。
せっかく面白い話持って来たのに。
面白い話?
聞きたくなければ無理に聞かなくていいけど。
話だけは聞こう。
この人達に見覚えあるかな?
かつてのクラスメイトであり、
先生を手にかけた人。
えっと名前はなんだっけ?
二人でやった人間。
あだ名は栗田類君と葡萄実君だよ。
そう言えばそんな名前だった。
この二人を調べたらウイルス感染してた事が分かった。
そして、このウイルスは美芯達にも同じ物が検察された。
以外ー。びっくり。
そんなに驚かないのですね。
最近聞かなくなった名前の人の事を聞かされると
なんとも言えない状況なんだよ。
話を続けてくれ。
このウイルスは色んな各地に繁殖するに違いないんだ。
今はそんなにかも知れないけど
近い未来にまた繁殖し始める。
嘘ーーーだ。
なんか疑ってすまない。
厄介にならないうちに本体を見つけないと行けないんだけど
私達を巻き込まないで欲しいな。
この者達は大切ではないのか?
実君達って美芯達のグループだから。
男子達の事は私達は範囲外なの。
まぁ探すだけやってみます。
くれぐれも気をつけて。
私達にどうしろと。
具体的な事が分からない限りは。
いいじゃないの。言ってしまったんだから。
茉菜達の約束は果たしたからな。
もう私達に関わらないで。
最初にコンタクトしたのあなた達二人だったん
ですけど。
細かい事は気にしない方がいいよ。
そうそう。この二人にはウイルスが取り憑いていた。
感染力がある。あの病気の人達もたくさんいるのだろうか
広がってない事を願うけど。
美芯達のどうやって治すか。
嬉しいようなー正直だったでもいいと言うかぁ。
嘘だと思うなら試してみな。
いや別に疑ってるわけじゃない。
ただ関わりを持ちたくないだけだから。
こんな時悪魔の皆さんは。
あの人たち。感謝して主探しに行っちゃいましたからね。いないと私達に責任が襲いかかる。
あの五人姉妹も面倒な事から逃げたいために
私達に押し付けて、自分のやりたい事に没頭して
部屋に立てこもったから出てくる気ない。
さらに鍵までかけられた。
部屋と心の鍵を閉めたと言うボケなんだけど。
これはスルーで。
とにかく自分の世界に夢中で話を全く聞いてくれない。
まぁあの姉妹達は昔から私達を気に食わないらしいから。話すらさせてくれない。
それは今に始まった事でもないでしょ。
こう言う時は七賢者に頼もう。
相談くらいは聞いてくれるだろう。
頼みの綱だ。気の変わらないうちに。
結論は出たならそれでもいい。
じゃ。最後まで面倒な事やらされたよ。
茉菜ちゃん達帰って来て。
私達じゃ力不足だよーー
私達の手に負えないよ。
なんで今更現れるのよ。
また美芯達に会いに行かないと行けないもんね。
しょうがないよ。それが私達がやるしかないんだから。
はぁ。何回厄介事に巻き込まれるの。
立ち話しててもしょうがない。
ひとまず魔王城に帰ろう。
あの時全力で止めればよかったと後悔してる。
今更面倒事を押し付けられるとは。
ついているのかついていないのか。
分からない。
誰か巻き込み体質な人がいる?
そうじゃないとこんなに厄介事に巻き込まれるの率
が納得が出来ない。