表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王家族と変わった戦友  作者: 闇影 夜
五人の物語
195/333

帰る場所

決めた。みんなを受け入れる事にしたよ。

それはなぜ?

大切友達で側にいて欲しい存在だから。

だから戻って来て。

急なんだけどそれは出来ない。

私達は話あって決めたの。

自分勝手でごめんなさい。

私達はあなた達といる事は出来ない。

どうして?

私達はあなた達との実力も測るために

あえて距離を置いたの。

それが魔女の今後のためだと思った事。

それが私達が選んだ選択だった。

結果。あなた達を悲しむ形になった。

寂しい思いをさせたのは事実でも。

私達選択は間違ってないと思ってるし、

後悔もしてもいない。

批判するならそれでもいい。

やらなかった事の方が後悔すると思ったから。

だから。許してとは言わない。

分かって欲しいのは嫌いで去ったわけじゃないって事

そしてあなた達の側を離れた。

でも私達の居場所を見つけてくれた。

心は感謝でいっぱいだよ。

なんでそんな風に言うの?

悪魔さん達の話を聞いて決めたの。

私達は側にいる資格なんてないと。

私達は蒼さん達に顔向け出来ない。

だからこれ。退任届?

私達はこれを気に魔女の座から降りる。

確かこれ出すの二回目だね。

そっか。一回目はみんな辞めたんだもんね。魔女を。

そう言えばあったね。若者に託すみたいな

感じで直接出しに行ったけ?

それで今後どうするの?

罪を償ってね私達は世界を見てくるよ。

色んな世界を見に行って、今の自分達の足りないもの

を探しに行くつもり。

この紙は受け取れとる事は出来ない。

ずっと私達は待ってるわね。

魔女はこの九人でやりたい。

他の人じゃダメって思ったから。

彌生だって。衣緒奈だって。和花だっている。

冷華も男子達も仲間はたくさんいるのにどうして。

そこまで私達にこだわるの?

あの人達はなんか嫌なのよ。

あの三人って厨二病、自己満たし?、エロ大好きの変態

個性的でいいと思うけどなー。

他のメンバーでもいいでしょ。

私達はみんなが好きなの。このメンバーが大好き

これじゃダメかなぁ。

本当に変わってるね。ありがとう。

でもそれは出来ない相談だね。

だからその空いてる魔女の席はあげるよ。

自分達で決めて。誰にするか決めなよ。

代理のメンバー考えておきなよ。

陰ながら応援するからね。

私達はもう魔女に戻る気はないから。

これは決めた事なの。分かって欲しい。

これからは私達に縛られなていいんだよ。

今日から自由なんだよ。もっと喜びなよ。

文句も苦情もない。これ以上嬉しい事ないでしょ。

寂しいけど、もうそろそろ行くよ。

まぁあの子達を置いていくのは不安だけど。

まぁ大丈夫でしょ。

そうね。散々私達のいない生活も経験して来たし

必要なんてないでしょ。

今後もあの子達ならやっていけるでしょ。

思い残す事もない。悔いもない。

元気でね。みんな。


うーーわーーん。

泣かないでよ。私達も悲しくなるでしょ。

私頑張るね。四人の分までここを守り続けるよ。

必ず帰って来てね。

分かったから。全て思い残す事がなくなった頃には

戻るよ。


茉菜達を止めないであげてください。

行きづらくなりますから。

うっん。分かっったよ。


行っちゃいましたね。

気を遣ったのでしょうか?

罪を償い。心が生まれ変わった姿を

見せたいじゃない?

みんなに顔向け出来るように。

今は耐えどきですよ。

帰る家を守りましょう。

いつ帰って来てもいいように。

それが私達で出来る事です。

さぁ行きましょう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ