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魔王家族と変わった戦友  作者: 闇影 夜
五人の物語
192/333

明かされた正体後編

魔法少女だって人間だ。

闇が心に隠してる感情もあっはずだ。

でもなぜ魔法少女は突然小さかなったと思う?

それはその体が未完成だったから。

そこで考えた。

魔法少女と悪魔が同じ可能性なら

元の姿に戻るのではないかと。

決闘の申し込みも自分は何か欠けていて

それがなんなのか知りたかった。

だが魔女に妨害された。

最初は興味本位だったかも知れない。

気づいた頃には何か掴み始めた。

魔法少女は過去の記憶がない。

あるのは司令官と出会った頃だけ。

そして適合した事が分かったの。

魔法少女と悪魔は同じ魂だった事を。

その後魔法少女は行方不明になった。

だが候補生が新たなにやって来た。

それは。子供に戻ったから。

その時の司令官と過ごした頃の全部記憶が消え、頭に浮かんだのは新たな名前だった。

そして今の魔法少女に至る。

つまり悪魔はかけらだったって事?

そう。その融合に成功すれば

本来の人間に戻れる。

それが私達が望んだ願い。

成功した時、大切な人が側にいて欲しいと

思ったから。


有栖〜。茉菜さんごめんなさい全部話してしまいました。まぁこの事実は残りの五人は知らない。

さぁこのまま生かすか止めるか。

それはあなた達にかかってるよ。

研究して得た情報なの。

私の野望を止めてその子達を救うもよし。

記憶と融合して本来の姿に戻すのもよし。


じゃあ元々蒼さん達より前に死んだ人間が

いたという事になりますね。

家族なのか、蒼葉さんの友人なのか?それとも二人の同級生なのか?

それは分からない。

でも私達は後悔していない。

間違ってはいないと思っているから。

これは私達の選んだ選択です。

世界を変えたいのもズレた世界を

直すためですし。

蒼さん達は人間には戻れないだ。

この世界での肉体はないから。

だから新しい命を移し替えたですね。

まぁ考えてるだけでも時間は進み続けるけどね。

さぁ戻さないのであれば新たな命として

種族を変えられる準備もしてある。

ここまでたどり着いたご褒美だ。

君達に選択を委ねようではないか。

分かった。決めたわ。

それで。結論は?

私達はこの件に関わらない事にした。

私達は責任が重すぎるし。

後始末が面倒だから。

帰りましょう。

じゃあお疲れさんでした。

おいここまで来て帰るですか。

行きましょうここにはもう要はないわ。

さて一体どちらの道に傾くのでしょうか。

その人に会ってみたいきもしますが、

パパみたいに面倒事は嫌よね。

大人の都合に巻き込まれたくないし。

私達は自由でいたい。

縛られたりするのはごめんだわ。

これから楽しいスローライフを送りたいから。

これで失礼するわ。


あーいっちゃった。早いねー

あそこは止めるべきでしょ。

無理矢理でも力ずくでも。やっぱり若い子って

何考えてるか分からないね。

やっぱり親子だなーー

なるべく面倒事には首を突っ込みたくない。

その意思は固そう。

まぁあの子の意思を尊重して失敗は自己責任

ってことで。

どっちに転んでも最後まで見届けましょう。





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