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魔王家族と変わった戦友  作者: 闇影 夜
茜編
180/333

やって来た悪夢

全てこの手で掴む。

なんだこの気持ちの高まりは。

体の底から闇が溢れ出てくる。

この圧倒なこの力負ける気がしない。

こんなの味わった事がない。

これが水来さんがかつて激ってた力か。

私こそ最強で無敵な存在。

この完璧な私に叶う者などいない。

心の底から破壊しろと唸る。

ぶっ飛ばせと叫んでる。

私はこの世界で迷惑者として暴れてやる。

止められる者などいないのだ。

燃えてしまえ。

草も木も動物も魔物も家も人々も

全部壊れろ。跡形もなく無くなっちゃえ。

私が最強と示すのだ。

全て蹴散らせ。

魔王の力とはこれほどの力だったか。

勿体ない事をしてたんだね。私の両親は。

覚醒したこの体。本能が叫ぶこの力。

ふははは。


茜お嬢さんさん一体何があったと言うんです。

みろ。この力素晴らしいと思わないか。

この世界事今なら破壊出来ると思わないか。

この闇をまず国民界を潰す所からやろう。

この感情は抑えきれない。

凄いぞゴミ虫達が死んでいく。

駆除出来るぞ。

なんて気持ちいい事なの。

どうしてやらなかったと後悔してたくらい。

悪魔の本能とは普通ならこう言う事だったのかも

知れない。吹き飛べゴミ虫ども。

この魔王にひれ伏せ。


酷い。性格変わりすぎ。

これは手をくれかも知れない。

厨二病とか言ってるレベルじゃあないぞ。

茉菜ちゃん達の言ってた事本当だったのか。

私全く信じてなかったよね。

なんか普通に受け入れていた。

ちゃんと話すら聞かなかったよね。

自業自得ってやつ?

悪魔って変わるものなんだね。

おいあれって。

夜星の連中ですよ。

おい。こっち狙ってるよ。

おい。これってやばくないか。

これ逃げないとやばくない?

巻き込まれるって事?

一撃でも当たったら、命の保証はねぇー

穴空いたぞ。一撃でこの威力かよ。

ほら男子達なんとかしなさいよ。

僕達には何も出来ません。

どちら側にもつかないとかそう言う場合じゃないだろ

そうじゃなくて、対抗する手段がないんです。

それは男としてどうかと思うけど。

とにかく逃げ切りましょうここから。

待ってよ。置いていかないで。

相変わらず足遅いんだから。

ほら捕まって。行くわよ。

危なかった。数センチずれてたらこの世とおさらば

だった。まじ怖かった。

何か手段ないの。まじでないんだよ。

役たたずね。

なら賢者達でなんとかしなさいよ。

無理よ。今魔力は空なのよ。

そっちこそ役に立たないじゃない。

今は全力で逃げるしかない。

おいあれって。実と類?

なんであの二人がここに?

死んだはずでは。

魔王の力で蘇らせたのか?

嘘だろ。先生を命を脅かしたあいつらが

魔族として生き返ってのか。

そうか茜お嬢さんって可能性を読む力がある。

だからあの二人が生きていた可能性を

選び。普通ならありえない事を簡単に出来るんだ。

これが事実ならあの四人も生き返っているのでは。

茉菜ちゃん達が言ってた。

どんな犠牲が出ても構わない。

これの実験は絶対成功させるって。

悪魔になる前に研究を始めていたというわけか。

この事が起きる事を前提で。

自分の誇っていたものを失わないように。

なんとしてでも止めたかったそういう事か。

悪魔に戻さないために。

なら私達はそれを信じるしかない。

悪魔になってなるものか。

あーみんなで生き残ろう。

今度こそみんなバラバラになる。

とにかく走れ。追いつかれないように。

見つかったら一貫の終わりだ。

闇のものよ解放せよ。

私の新たな力となるのだ。

あれは。野次達じゃない?

何する気だ。

そうかあいつも取り込んで悪魔軍の世界を作る気か?

あいつらを仲間に引き入れる気だな。

あいつらが幹部にでもなったら、

とんでもない事が起きるぞ。

この国から離れよう。それが今する行動だ。

再会なら後からでも出来ると思うし。

疲れて来たよ。

頑張れ後もう少し。

じゃあね。国民界。

ありがとう。そう伝える。

もう生き残ってる人いないだろう。

避難民も逃れる人は逃げてるだろうし。

どうだいそうか?

動けなさそうな人々は。

分かりません。瓦礫で特定不可です。

私達だけでもしょうがない行こう。







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