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魔王家族と変わった戦友  作者: 闇影 夜
茜編
178/333

確定した思い

さすがに個人的な感情に周りを巻き込んでも

死者を現代に蘇させる。

その考えは許されない。

もう遅い。新たな生命は誕生する。

悲しさも痛みも苦しさも何も感じない世界。

そんな世界なら人間の争いも

不安定な感情からも解放される。

君達もあっだろう。

ムカつく。イライラする。

あいつ死ねばいいのに。

そう言う負の感情。そんな感情は

思った事ないと誰が言い切れる。

明るい人間もいれば、お金持ちの人間もいる。

暗い人間もいれば、短期なタイプの人間もいる。

この世界は平等ではない。

同じ時間、同じ仕事、同じ入社。

現実の社会も圧倒的な差がある。

生活態度や人の良さ。

それなのに差が開く一方。

私達の同級生もそうだ。

同じクラス、同じタイミング、同じ時間。

最初は同じはずだったのに。

いつしかみんな変わった。

平等が格差や上下関係が生まれる。

そんなのおかしいでしょ。

全部お金の人の良さも自分のためだろ。

欲望や人を蹴り落としたでも、上に上がりたい

もっと自分を満たしたい。

そんなものがあるから。

平等というものが生まれないの。

こんな縛られた世界。

私は生きたくない。

ブラック企業とホワイト企業

その会社によって仕事の量だって変わる。

全部を統一するべき。

茜お嬢さんの考えはそれに近い。

君達も感じたでしょ。

弱い者は切り捨て、強気者は支配下に置く。

役に立たなかったら平気で捨てる。

そんな奴に着いていくなんて、

私達は嫌。だから私達はあなた達の元から去った。

君達と話しても無駄だと判断したから。

全ては自分の自由にするため。

平等の世界にするために。


やっぱり。そんな世界いらない。

私達は私達の自分の手で未来を掴み取る。

どんな過酷な運命が待ち受けてても。

私達はそんな未来を望む。

自分の可能性を信じてみたい。

最初からやり直す事なんて必要としてない。


性格はおとなしいタイプなのに、

いう言葉は前向きなんだ。

何があんた達をそこまで変えたの?

反発するくらいまでになって。

やっぱりあんた達気に入らない。

ここは一旦引きましょう。

頭がおかしくなりそう。

感情があの子達のペースに巻き込まれないうちに。

そうね。そうしましょう。

もうすぐ完了する。

私達が首を長くしてでも待った。この時間が。

今度は全て終わった時にでも会いましょう。

君達の考えが変わらない事は確認出来た事だし。

帰るわ。じゃあね。

かつての友人達の皆さん。




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