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魔王家族と変わった戦友  作者: 闇影 夜
茜編
175/333

最悪の再会

始まりがあれば終わりが来る。

確か。名前は実鬼と魔鬼。

令嬢さん達が何しに来たんだ。

覚えててくれたんだ。嬉しいなー。

私くし達は復活させるのよ。

君達の仲間のお望みの方をね。

まぁ挨拶がしら話に来たんだよ。

そうそう。君達には紹介しておきましょう。

私くし達の新たな仲間達ですわ。

なんでみんなが魔鬼達の味方をしてるの。

私達は我が主達を蘇らせる。

集った同士と言うわけだよ。

蘇らせるとはどういう事なの?

肉体がなければ新たな肉体を準備すればいい。

魂と記憶はそれに移しかえればいい。

人間じゃない。何かの種族だって可能なの。

そんなの間違ってる。

もう遅い。全ての作業はもう始まってる。

もう一度この世界に呼ぶ。

茜お嬢さんには悪いが、私達は満足が出来ない。

だがそれも簡単な事ではない。

犠牲もつきもの。楽して全てが順調なら良かったが、

その器がなくては話にならない。

だから君達に邪魔されたくないのさ。

悪魔の魂と血を受け継ぐもの。その二つの

エネルギー。これは。最低ライン。

桜夜さん達の魂。茜お嬢、五つ子の血。

全部が揃って初めてそれが実行出来る。

まさか野次達がたくさんの悪魔狩りをしてくれた

おかげで魂は揃った。

桜夜、白夜、砂夜、雪夜、秦夜

丹夜、千夜、魔夜、根夜、夏夜、未夜

こんなにも悪魔を手に入れたんだからな。

先生達と行方不明だった悪魔達まで。

その子達がいるって事は。

先生とニコさんもそこに。

なんで。

知りたいかい?それは簡単な事。

手にかけた、野次達が隠した場所を見つけたから。

それを利用させて貰った。

錬金術師は素材を見つけて来なければ、

研究も実験も出来ないからな。

実験は始まった。

魂を肉体に融合したどうなると思う?

新たな種族の誕生が生まれるかも知れないし、

そうじゃないかも知れない。

そしてこの悪魔も追加されてもらう。

それは。

そう。輝夜の魂。

そんな。まさか。

私達もびっくりだよ。まさか輝夜の魂も

眠っていたんだからな。

蒼さん達を生き返させるつもりか、

そうよ。私は刺激が欲しい。

ゾクゾクとする気持ちを味わいたいの。

なんで茉菜ちゃん達は止めないの?

まさか操ってるのか。

無駄だ。あの子達は自分達の意思でこの立場を選んだ。

私は何もしてないよ。

嘘だ。そんなはずはない。

事実なのだから。仕方ない。

蒼さん達はそんな事望んでいない。

この世界はあるべき主が居てこそ成り立つの。

あんた達には分からないでしょうけどね。

そんな。

茉菜さん達後はよろしく。

実験の邪魔はさせない。

全力で阻止させて貰うよ。

私達にはあの人が必要だ。

死なせたままなど。勿体ないお方だ。

私達を導いてくれるのは蒼さん達だけだ。

それ以外は例外だ。

本当なら茜お嬢さんを殺したい所だけど、

利用価値がありそうだから今のところは

手を出さないでおこう。

私達は引き返せない所まで来た。

君達が邪魔をするなら私達は何度でも

阻止しに来よう。

君達が諦める限り。

私達はあの方達が生き返るならどんな悪にでも

なろう。例え、闇の力を利用しようとも。

間違ってた選択をしようとも。

私達の意思は変わらない。

この世界をあるべき世界に戻るために。





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