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魔王家族と変わった戦友  作者: 闇影 夜
茜編
165/333

闇令嬢と錬金術師

やっと見つけたわよ。

前はよくも無視して来れたわね。

えっと誰でしたっけ?

私の事覚えてないの?

全く記憶にないですね。

覚えててる?

うーん思い出せない。

私も。記憶にない。

本当に誰も私の事覚えてないの?

ごめん。

しょうがないわね。

私は闇の令嬢の実鬼様よ。

私くしにひれ伏しなさい。

寒いよ。自称令嬢なんて。

嘘でも言うもんじゃない。

ねぇ私の事ばかりするんだけど。

初めてまして私は錬金術師をしてます。

魔鬼と申します。

あんたも自称の錬金術師ですか。

まぁ言うだけただですか。

あの。私は本物の実績のある錬金術師なんですけど

あの。聞いてます?

えっ?なんて?

ですから本物の錬金術師なんですけど。

電気術師?

いえ。錬金術師です。

遠近術師?

ですから。錬金術師ですから。

人権術師?

いやもういいです。

諦めるんだ。以外に根性ないんだな。

もしかして遊ばれてます?

いや普通に聞き耳持とうとしてたが、

なんか。蒼さんに似ていたな。

そうなの?

いや照れるなー。

無視しないでください。

で。自称のお二人さんは何しに来たんですか?

支配しに来たとか言わないでくださいよ。

面倒事はごめんなので。

ゲーム感覚ならやめなよ。

ここは実際に死ぬんだから。

実際私達は目の前で見てきた訳ですから。

あれは怖かったね。まさか本当だったとは。

少し面白がってません?

嫌別に。そんな事はないよ。

たった一つの命ですから。

まぁ本題に入ろうじゃないか。

急に話の腰を折るですね。

魔王はいないんですか?

蒼さんの事ですか?

あの人達は犠牲者となり亡くなりましたよ。

茜お嬢様の事なら塞ぎ込んで部屋から出てきません。

いや。どちらでもないんだが、

えっ違うですか?

では。笑いに来たんですか。

それも違う。なんでそんな話になるんだ。

絶対馬鹿にしてますよね。

そんな事はないよね。

あー。してないさ。

さては金目当て?

それでもない。

じゃあなんなのさ。

あれか、勧誘とかか?

それとも子供誘拐とかなら最低な奴だな。

よくもポンポンと想像が出来るな。

魔王達を復活させてみませんか?

いいよ。どうせ出来ないんだろ

出来ない事は出来ないって言った行った方がいいよ。

だから人の話を聞け。

蘇させるつもり?

辞めた方がいいよ。

多分あの人達は蘇る事を望んでないと思うよ。

そんなのやってみないと分からないでしょ。

本人にそんな事直接聞いたことあるの?

そんな話に乗る気はない。

いいのか。やってやろうって言ってるに

その話蹴っても。

良い話だと思うけどなー。

今結論を出しな。私達はこれでも暇じゃないんだ。

君達の茶番にこれ以上付き合えない。

本当に?怪しい。嘘くさい。

そこまで言うか?まぁ終わった頃には

態度は変わると思うけどな。

私達の決断一つで今後の未来が変わるのか。

どうする?どうすんだ。

錬金術師さんは闇が得させるのは一人か?

まぁ別に何人でもいいが、

私達のかかる金は高いよ。

人は金では買えないよ。

物は買えても、死者は変えられない。

肉体が無ければ。無理でしょ。

心臓と記憶と全て揃えられるとか

いいだすのか?

もしかしてぼったくりか?

私達を騙そうとしてる?

金で取引とか汚いぞ。

成功すると言う保証もないだろ。

ただでさえ金持ちの令嬢さんが、

金を腐るほど持っているのに、

金、金、金。うるさいね。

インチキ商売なんだろ。

信用できるか。

蘇させる技術を持ってるの?

しかもタダじゃないのかよ。

ケチな奴ら。

おーい聞こえてるぞ。

それは悪魔も可能か?

悪魔か。出来なくもないが、

個人的にはお断りだね。

ロクな奴しかいないだろう。

自分勝手の性格ばかりだ。

それはあんたの想像だろ。

勝手にイメージを押し付けないでもらいたい。

まぁ結論は後回しで。

また来てくれ。次までに考えておくから。

忙しいんだろ。

また決まったら呼ぶからさ。

分かった。まぁ君達がそこまで言うなら、

またこよう。じゃ。

また会いましょ。

いやー。何事かと思いましたよ。

確かに。怖かった。ある意味で。

これで良かったのか。

あいつらならまた来てくれるさ。

約束したからな。

そうだね。

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