表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王家族と変わった戦友  作者: 闇影 夜
茜編
164/333

数年ぶりの再会

戦艦が港に帰って来た。

夜星帰還しました。

魔女のみなさん。お揃いでお迎えありがとうございます。

あのお父様達はどこに?

茜お嬢様。皆さま方は亡くなりなりました。

えっ。一体何を言ってるの?

何があったと言うの?

動揺が隠せないのも無理はありませんが

事実なのです。あなた様が船で旅をしている間に

殺した相手は誰?今すぐ合わせて。

その者は牢獄にいます。

そんな。もっと早く帰って来れば。

そう言えばいましたよ。

この人達が、紘達ではないですか。

あの行方不明者と出会えたんですよ。

まさか生きているとは。

驚きです。なんか今でも信じられません。

覚えてるかい?私達の事。

もちろん。なんとか思い出したんだ。

野次達が何か企んでいた事も全て。

全く酷い目にあったけど。

匠、柿、誠二、君達も生きていたのか。

先生は?

先生とニコちゃんは残念ながら。

そうか。まぁいいか。無事な事に再会出来たんだから

ねぇ連れて行って、墓参りしに行くから

分かりました。

じゃあ俺達も行くよ。今の状況知りたいし。

そうだね。行こうか。


ここがみなさんのお墓になります。

これは酷い犠牲者だね。

蒼さんに蒼葉さん水来さん。それに菜緒さんまで

そして悪魔のみなさん。

嘘だよね。ねぇどうして死んじゃったの。

僕たちも生きている内に会いたかった。

そんな。もう会えないの。

私残されたの?幸い娘さん達は無事ですよ。

じゃああの五つ子ちゃん達に会える?

えっ。会えますよ。

良かった。まだ生きてる子達が居て。


みんな生きてたんだ。

麗華ちゃん達。久しぶりだね。

っか。なんでここに居るのよ。

生きてたら悪いか。

別に、このタイミングで会うなんて想定してなかった

だけよ。帰還したなら連絡くれても良かったのに。

ごめん帰って来たのさっきだから。

まぁいいわ。無事にこうして会えたんだもの。

確かに良かったよね。

まぁあいつに全員犠牲者になったけど。

野次達まさかこんな反逆するとは

全部あいつのやった事だ。

許される者ではない。

多くの者が犠牲者になり

罪のない者から誰かを守ろうとして散った

者達。みんな色々な思いで犠牲になったんだもんな。

後の事は私達にお任せください。

では。また何かご報告があれば参りますので。

いずれまたここに来ます。

ありがとう今までこの国を守ってくれて。

感謝しかしようがない。

私達の勘違いで魔王城に攻めるなんて。

本当は野次達の差金だったのに。

それでも許してくれた魔族のみなさんは

優しい人ばかりでした。

この恩は一生背負って行きます。

今度はあなた達に誇れる自分達になります。

ではまた。いずれ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ