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魔王家族と変わった戦友  作者: 闇影 夜
茜編
163/333

意志を引き継ぐ魔女の思い

私達はまたここに来る事になった。

まさかまたここに来る事になるとは。

菜緒さん私達が不甲斐ないばかりに

救う事が出来きませんでした。

泣いてばかりではダメですよね。

私達を庇ってくれたばかりに。

代わりに蒼さん達が身代わりになってもらう事になってしまって。本当にすみません。

守る事が出来ませんでした。

全て私達の責任です。本当にすみません。

私達は娘さん達を全力でサポートし、

守り抜きたいと思います。

ここに意志を引き継ぎ、全てを終わらせて

見せますから。

蹴りをつけ決着させてみせます。

この命無駄にはしません。

心配なさらないでください。

では。今度来る時は良い報告が出来るように。





僕たちは女の子達にあまり手を出したくないんだがね

同級生の殺し屋と魔女の対決が始まり、

全ての戦いはかなり激戦し、終わりを告げた。

抵抗する者達と大人しくさせようとする者達。

まさに命の争いになった。

結果。魔女達の勝利。

犯罪の諸君。君達の処分を重くなるだろう。

君達は周囲の者達を巻き込み過ぎた。

そんな事をして誰が喜ぶんだ。

少なくても私達は喜ぶ魔女はいない。

お前ら。やっぱり嫌いになりそうだ。

もう二度と脱獄なんてするなよ。

もう生きるチャンスすら与えられないかもよ。


犯罪者達は再び刑務所に連行された。

これで犯罪者達との争いは終わった。

悲しい犠牲多くの地底の民達と蒼さん達の周り

の人達。私達は前に進まなければならない。

もう二度と悲しい事件が起きない為にも。


そして菜緒に報告をしに行った。

全て終わりました。二度と被害が起きないよう

全て最善を尽くしました。

とても厄介な相手でしたが、全員無事、

連行されました。犯罪者の死人は0人です。

これで良かったんですよね。

これから私達は異変を解決させます。

みなさんの意志を引き継がられるように。

精進します。


後日三人の遺骨が運ばれた。

他の仲間も参列し、見届けた。

菜緒さんの墓に三人の名前も刻まれた。

まさか同じ人物に同じ死に方をするなんて

やっぱり。英雄だったんだな。

最後まで説得し、全力を止めようとした。

姿は、英雄像として飾られていた。

四人の英雄と魔王の魔族達の像。

私達は像を見て思った。

こんな事また起こしてはダメだ。

こんな悲しい事はたくさんだ。

なにか異変が起きたら私達で対処する。

あの人がやった事が間違っていないと

証明するために。




  



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