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魔王家族と変わった戦友  作者: 闇影 夜
茜編
155/333

二人の関係

待って冷葉ちゃん。

なぜずっと私を追いかけて来るの。

どうしてそこまでして追いかけ続けるの?

しつこいぞ。いい加減着いて来るな。

嫌だ。冷葉ちゃんを説得するまで追いかける。

なんでそこまでしてあの子達を憎むの?

いい子達ばかりでしょ?

魔王の子供だから。その理由じゃあダメか。

私はもっと強くなりたいの。

私はあの子達と対等渡り合える人間でありたい。

私はそんなに強い魔力もないし。

才能だって本当にあるかも分からない。

私には才能なんて最初からないに決まってる。

努力も誰よりもたくさん時間を費やしてやった。

でも。みんな見たいに上手く出来ない。

誰かをターゲットにしないと私の感情も魔力も高まらない

最初からなんでも出来る人とは違う。

そんなの分からないじゃないの。

人一倍努力して、時には挫折や困難に立ち向かう

ダメならもっとみんなより努力して

みんなが私の実力を見返して

誰よりも、もっともっと強くならないと

行けないの。

自由な奴っていいよなー。

思った通りに事を運べるだから。

冷葉ちゃん。それ本気で言ってる?

みんな人それぞれ得意な事もあれば苦手な事もあるし。

みんなそれぞれなんだよ。

力の差もそれぞれだし。

魔法少女を魔力強化だって自分のペースがあり

それぞれ覚えられるペースだって違う。

みんなみんな。冷葉ちゃんみたいなタイプじゃない。

ゆっくり実力を着ける人も居れば早く習得する人だって

違う。それでもみんな自分なりに歯を食いしばってそれでも前に進んでいるの。

自分なりに努力して、頑張って魔力の威力だって

身につける。

時間だってそう同じ時間。同じ場所はいつまでも

そのままじゃあない。時計は進み続ける。

戻る事はなくても前に進む事は出来る。

性格だってそうでしょ。みんな冷葉ちゃんみたいな同じ性格ならどう?

嫌でしょ。

少なくも私は嫌。自分がダメなら誰かがそれを

補うから。いい加減。その性格を直した方がいいよ。

私の知る冷葉ちゃんは。誰よりも明るくって

裏で 人一倍物凄く努力の人だって。私は知っている。

見てたの?ずっと。私の裏での努力してる姿を。

だって冷芽ちゃんは私にとってほっとけない存在だもん。

少なくても私には冷葉ちゃんがカッコいい姿を見せてくれる

私の英雄だから。私は冷葉ちゃんの事好きだよ。

枯葉。よく恥ずかしい事スムーズに抵抗なく

そんな言葉を普通に言えるよね。

そう言う所は尊敬する。

ありがとう。冷葉ちゃん。

褒めてくれてありがとう。

いや別に誉めてないし。

またまた照れ隠しなんでしょ。

なんでそうなる。

とか言って本当は嬉しいくせに。

うるさい。枯葉も人の裏の顔に首を突っ込まない方がいいと思うよ。このおせっかいな所も昔と変わらないね。

そのおせっかいの部分は私だけにしなさいよね。

私達が何年の付き合いだと思ってるの?

それくらい分かるよ。

そっかそうだよね。

まぁよく二人でここまで来たよね。

私達が幼馴染だから言えるんだよ。

他の魔法少女達だって同じ事言いそうじゃない?

どうかなぁ。それは私にも分からないよ。

性格はバラバラだし。みんな個性的だからね。

みんな好みも違うからね。

それがいいんだよ。

相変わらず変わらないな。枯葉は。

みんなの所戻ろう。冷葉ちゃん。

分かったよ。枯葉。

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