驚きの事実
俺は幽霊の調査の時に出会った夢さんの所へ行った。
夢さんいますか?
そこは前から空き家だよ
そこにいたのは管理人らしきお爺さんだった。
えっ嘘ですよね。かれこれ十年なるかねぇ。
えっ十年前って屋敷が取り壊し前の話になる。
夢ちゃん可愛い子だった。いい子で家族思いの子じゃった。
幸せじゃっただろうなー
夢さんは生きていない。俺,夢さんと確かに話しました。夢ちゃんは五年前に死んじゃぞ。話せるわけないじゃろ。
そんな。そんなはずは、
あんなに優しく、楽しそうに喋ってたのに
幽霊の研究の話とかたくさんしてくれたのに、
驚きの衝撃でパニックになった。
管理人のお爺さんの話が事実なら寂しい話だな。
お兄さん魔族なんじゃろ。分かるのですか?
あー分かるぞオーラがハンパじゃあないくらい出ている
魔力で、昔の記憶に遡ったのではないかのぉ。
魔力次第では過去の記憶に遡れる事が出来るとかぁ。
魔力量によっては死者を蘇らせたり、
幽霊として召喚させられるとか。
そう言う話を聞いたことあるぞ。
お兄さんが望むなら出来よう。
会いたいの願うのであれば。
魔王城には色んな魔族がいると聞いた。
もしかしたら死者を蘇らせる事が出来る者がいるのかも知れない。
探してみようなかな。その子を
いつかまたどこかで会えるといいな夢さん。
そんな話をお爺さんとした後。
空き家に一礼しその場所を後にした。
幽霊依頼が終わり、もう一度会いたかったでかねぇ。
あの子も幽霊だったなんて、
私もびっくりしました。
次回は夢は蘇る事は出来るのか、
そしてその能力者と出会えるのか
続きは待っててください。