やって来た戦艦
こちらに戦艦が向かって来ます。
なんだ来日か。
海賊とは違うのか。
乗っているのは学生です。
制服を着ているので間違いありません。
どうしてここに人間が新たな刺客とか
新手の者なのか?
???艦長あそこに見えるのは魔族です。
魔族がたくさん居ます。
とてつもない圧を感じます。
気をつけてください。
ヨーソロー。
気を引き締めてください。
なんだ近づいて来るぞ。
こっちに向かって来ているのか。
突撃でもする気か?あの船。
どうします?
ここで茜に合わせる訳にも行かさそうだな。
魔女達のみんなどうする?
とりあえず召喚獣で様子を見ましょう。
分かった。雫とケルベロスを呼ぼう。
お人形さん達もお願いね。
根音はあの船について調べて来てくれ。
分かりました。
菜緒は避難誘導を頼む。
分かった。気をつけてね。
敵意をない事を示さないとね。
魔族の国民もたくさん居て、
戦いを今では知らない。幼い魔族もいるんだ。
殺させるのは困るんでな。
せっかくの平和を脅かす者なら
止めなくては。
???艦長。もうすぐで着きます。
提督。みゃーーーーー。
どうして、提督が動物なんですか?
疑問か?守ってくれて癒しでいいではないか。
そうですか?
浜に着きました。行きましょう。
なんだ学生がここに何しに来た。
戦いか?
そうならもう打ってるいるでしょう。大砲とか
積んでいるんだから。
しっかしでっかいなその船。
夜星という船ですよ。
生で始めてみた。
私の名は輝星。こちらが艦長の咲星。
ここは一体悪魔ばかりですが、
ここは魔界だよ。
どうやら話が出来る相手です。
ここは魔王の国だ。
魔王って恐ろしいとされるあの?
信じられませんねー
まぁ最初はそうだな。でも事実だし。
大きい船なのに二人か?
いえ船の乗組員はまだいますよ。
今は手が離せないだけで。
私達。茜という人を探してまして。
茜ってあの茜か?
知っているんですか?
今魔王をしているのが茜だが、
私達。茜さんに話があって。
私達は行き倒れや大きな怪我で、救われた命。
色々な事情で集まったんです。
みんな茜さんの事は大好きなんですよ。
色んな事情で女の子達が救われた人達で
結成された人達なんです。
まだ私達は幼い頃だったので
その記憶を頼りにここに来ました。
茜がまだ修学旅行に行ってた頃にあっていた人達か。
話には聞いた事あるけどあの子達幼馴染に当たるのかあの子達は。
それで。茜に会いに来たと。
さっきから茜と言っていますが、
あー茜は私の娘に当たる魔族なんだよ、
そうなんですね。
今。魔族の娘って。
そうだね。実際事実だし。
ただ。双子の兄と妹の子供なんだけど。
えっ待ってください。それって。
親魔族から受け継ぐ魔力は、子ども達にも受け継ぐ
両親が魔族同士なら魔族の子が。
魔女と魔族かあるいは、魔法使いの男性の人間なら魔女に。
男性の魔法使いと魔法少女なら魔法少女が。
それぞれ生まれてくると。
例外として両親や幼馴染など自分と同じ魔力や血の繋がり
兄妹の持つ者なら特例として必ず魔力持ちの子供が生まれててくる。
その人間が魔力持ちならその魔力は子供にも受け継がれる
その代償としてその親元の魔力は全て奪われる
特例として親元が死んでも、魔力や本体が無事なら
生き返る可能性がある。
記憶や子供達の魔力を吸えばそのものに全ての魔力が体に戻る
でも今まで存在した子供は存在しなくなる。
この国での魔界ではそう言った場合の記憶が残ってる。
そう魔族の本には書かれていた。
本の話ですか。参考にさせてもらいます。
事実どうかは保証出来ませんが。
そう言った本がある事は覚えてて損はありませんよ。
まぁ気になるかはべつですが、
あるよ程度で覚えていてくれれば。
私達はこれで失礼します。