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魔王家族と変わった戦友  作者: 闇影 夜
茜編
136/333

あの四人の秘密

茜今度は何の用事だ。

お父様。知ってるいらっしゃたんですよね。

滝菜達が魔女候補だった事を。

何の事?

惚けないでください。

お父様が周りは魔女もしくは魔族の者ばかり、

当然魔力を持った家族が生まれてくるはずです。

子供が魔力持ちなら普通の人間は驚きを隠せないはずです。そして魔族の事を夫さん達は知らなかった。

生まれ来るのは普通の子供のはずだと。

しかし遺伝で魔力の子供が生まれてきてしまった。

自暴自棄になったり、日常が突然変化したり、

家族崩壊はエスカレートして行った。

絶望感が魔力の元になる事を知った夫は

家族を置いて逃げた。

愛していた家族を失い、母親達は、

子供達に酷いいじめをして行った。

お前さえいなければ幸せな家族でいられたのに。

これじゃあお前には死んだ方良かった。とか。

負の感情で襲い、最終的には自分の記憶すら犠牲にし

た。自分が何者でなんで、今までの記憶もなくなった

実の娘の記憶すら、忘れて。

そして考えた。どうしたらこの子達を幸せに出来るか

この子達をこれからどうするか?

それは自分達の娘と同じように一緒に育て行こうと。

二人の幼い娘達は名前も決まってない。

生まれてまもない頃に家族崩壊が起きたから。

二人の親はこの子達の記憶は忘れている。

家族の記憶ら数ヶ年の時しかない子供達。

そして変わりに名前を付けよう。

そして菜緒さんと相談して名前が娘と似てる名前にしてずっと側で面倒を見て今に至る。

お父様は言った。一つ違いの姉妹と二つ違いの姉妹

だと。本当は違う。

四人の子供全員を面倒見たから知ってるいるはず

その子達も双子達だと言う事を。

それぞれ生まれたのは双子の姉妹。

そうじゃないと子供の年齢と家族崩壊のタイミングが

合わない。

そんなの妄想に過ぎないだろう。

だって結婚だっていつやったとか

家族崩壊した日とか茜は知らないわけだろ。

それで分かった話で進んでるけど、

五つ子を育てると同時に二つ子を二人を育てるのって

かなり大変な事だぞ。それは無理だと思うが。

そうとは言っていない。

仮に五つ子を育てた後なら可能でしょう。

その子達も幼いない事を考えると、

生まれ来てからはそんなに時間は少なくない。

むしろ同年代くらいだ。

それを踏まえるとタイミングはずれていない。

なるほど。五つ子から育ててからそこからそんなに時間は経っていない。

これが茜の推理の訳か。

確かに四人は俺の子供ではない。

でもあの光景はお前も知っているだろう。

あの四人は実在はしない。

だが一つ忘れてないか。

何を?

俺は想像が現実力があったんだぞ。

あの二人に子供いる可能性。

お前なら分かるはずだ。

何のためにあの子達がいた前提にしたと思う?

変わって欲しかったから。

そうすれば時を同じくして人生を歩めたはずだ。

親の気持ちが分かると思って。

そうかも知れないけど、あなたは時の時間の

能力を持たない。

私は未来可能性の力はあったが、あなたは

それは出来ないはずだ。少なくても私が見て来た

お父様はその力で出来ないはず。

もう一つなぜ二人は変わり果てた姿になっていたの?

壊す事でストレスを発散してた水来さんと

力が強さの証と考えていた蒼葉お母様。

そうそうな出来事じゃない限り、性格があそこまで変わるはずはない。私はそう思います。

その二つが私が出した答えです。


見つけた答えがそれか。

私の想定外の所まであの二人は来ている。

まさかお前がここまで頭が切れる推理をするとはな。

あの四人も可能性だったさ。

元気づけようと俺なりの励まし方さ。

本当はここまではしたくなかったさ。

だが、あいつらの目は楽しんでる目じゃない。

むしろ何か失った目だ。

心にぽっかりと穴が空いたくらいの何か。

お前の考えた意見を言われたと思うと。

今は物凄く清々しい気分だ。

お前もそこまで考えるようになったか。

さぁいけ茜お前は魔界の先導者だ。

お前が未来を引っ張って行け。

築いた世界の始まりの狼煙をあげろ。

茜はやっぱり魔王に相応しい子だ。

そうですか?。

茜さんは凄すぎるよ。

ずげーな茜さんって。

まぁあれでも魔王だから。

察しもいいし恐れ入るよ。



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