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魔王家族と変わった戦友  作者: 闇影 夜
不良魔族と魔王城
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親友になったきっかけ

私は原川ニコ。なぜかこの異世界にいます。

私は魔族との戦いで一回死んだ。

その時の記憶がまだ残っている。

記憶喪失だったはずなのに記憶はなぜか思い出した。

どうやら専属してる場所は。

私の親友だった水来さんのクラス。

親友と同じ名前の魔族。これは偶然か。

それとも本物の親友か。

過去にあの子にはすまない事をしたと思う。

あの時は究極の選択だったから。

幼馴染の親友を巻き込む事になるなんて思っても見なかったから。


出来いは確か、小学生の頃で、

明るい女の子がクラスで人気者って

聞いて、隣のクラスから覗いていたんだよね私。

その時、めちゃ可愛い。私とは正反対な子だー

私は暗くって不登校気味だった。

引きこもりがちでたまにしか学校に来なかった。

ある日公園で落ち込んでいた時、水来ちゃんが

やって来て。話を聞いてくれた。

私だって根元から明るい子じゃないんだよ。

明るく振る舞っているけど、怖いんだ。

私から離れて行くんじゃないかって。

いつも思ってる。私って二面性の顔があったりするから。本当の私を知った時、みんな怯えて、

逃げちゃうんだ。

だから。猫をかぶって、優しく、明るい女の子を演じ続けてる。

うちの家族って明るい家族じゃないから。

変わった家族なんだ。

落ちこぼれの兄と不良の血が騒ぐ姉と。

二面性を持つ私の三人兄妹でね。

両親は私が小さかった頃には亡くなってた。

それで、今は三人暮らしなの。

遺産だけが残り。賑やかな雰囲気はもうなくなった。

でも私は甘えてられるのは家族だけなの。

家族が居るってとっても幸せな事だよ。

そんな事聞いた私は勇気を振り絞り友達になった。

暗い自分が馬鹿みたいで、いつの間にか私は

変わって行った。

あの子を支えられる存在になりたい。

あの子の相談に乗れる子になりたいと。

裏方でもいい。あの子が明るい子で居てくれれば

そんな時に両親と親友を天秤にかける事になったのは

今でも後悔してる。

もしまたあの子が私を許してくれるなら

今度こそ。あの子為に何かしたいって。

私はそう思った。



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