割烹という喜怒哀楽
今日は暑いですね。
みなさま体調にお気を付けください。
こんにちは〜! 聖属性エッセイスト、ひだまりのねこですにゃあ。
皆さまは、割烹という言葉をご存じでしょうか?
そうです。調理とか、日本料理をカウンター越しに提供してくれるお店ですよね。
ですが、私、ひたすら書き専状態から脱却した頃、つまりつい最近なんですけど、あるエッセイの感想欄で『割烹』なる単語をちらほら見かけたんですよ。
「~さんの割烹から来ました」
「~さんの割烹で宣伝していたので」
みたいな? なんだそれは……なろう小説を紹介している日本料理店があるのだろうか?
実にシュールだ。ぜひ行ってみたい。
私「店主、今日のおすすめの小説は?」
店主「最近活きのいい新人作家がいてね。なんでも聖属性なんちゃらとか名乗っているらしい……」
私「ふふふ……私がその聖属性なんちゃらだとも知らずにお可愛いこと……」
楽しい。もしそんな店があるなら紹介してほしい。
だが、違うのだ。私はすぐに気付いた。ふふふ、書き手を舐めるなよ?
前後の文脈からして、これは隠語もしくは略語だろうと推察。
スキル『鑑定』を発動!!
割烹……活動報告の略。
ははははは!!! チョロイ! 私にかかれば、ものの数秒で万事解決。誰にも聞けず悶々としていた読者諸氏はありがたく私のエッセイを読んでね。
さて、割烹が活動報告のことであることはわかった。
だが、謎はまだ残っている。割烹から来たとはどういう意味なのだろう? 複数の感想にそう書いてある以上、気になってしまう。
興味がわいて、私はその問題の割烹を探し出し、現地へ飛んだ。
早速割烹とか使っているが、私は普段から、数分前に知ったのに、数年前から知っていた風を装うのに長けた人間だ。すまん。
***
……なんだこれは!? 目的の割烹に到着した我々取材班は信じられない光景に目を疑う。
そこは、大勢のユーザーさまでにぎわう場所だった。なるほど、割烹とはユーザー同士の交流の場でもあるのだな……。目から鱗である。
これは楽しそうだ。私も何度か割烹を書いたことがあるが、完全に独り言だ。公開で日記を書いているような羞恥プレイ。やはり運営さまはへんた……げふんげふん。
つまり、知り合いがいないので、誰もコメントなんてくれない。というか本当に誰か読んでいるのだろうか? あ、でも読み専の時、更新が止まっている作品の続きが気になって、何か書いてないか見に行ったことはあったっけ。でもそれぐらいかも。
そこで、以前エッセイで書いたお気に入り登録の話に戻るんですが、お気に入り登録すると、とっても良いことがあるんです。
ふふふ、それはね。その作者さまの作品はもちろん、割烹が投稿されると通知がくるのです。
これがとても新鮮でした。作家さまにもよるのですが、多い方だと毎日。少ない方だと、数か月、場合によっては年に1回以下の場合も。
定期的に眺めているだけで、何となく性格だとか、どんなことを考えているのかとか、伝わってくるのですよね。
内容も千差万別。喜び、悲しみ、怒り、諦め、絶望。
リアルタイムで、小説を読んでいるような、そんな気持ちになることもあります。
最近困っているのは、お気に入り登録が多くなりすぎて、通知が流れてしまうこと。あとから探すのは至難のわざなのです。
それでですね……私をお気に入り登録してくださっているユーザーさまに最後にお詫びを。
私、割烹を日に何度も投稿するのですが、これって不味いよな? ってふと思ったのです。
わたしのせいで通知が流れてごめんなさい。
でも、お知らせしないといけないことがあるのです。これでも減らしている方なのです。
だから……許してね?