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砕けたは何か
ジョーの鍛えられた知覚が念術で強化され・・・・
「俺の斜眼が言って来る」
ジョーの目が赤く輝き・・・・・
ジョーの表情は怖れ・・・・
「アウター」
「いやナイスファウルスピリチュアル」
スピリチュアル・・・・・
視点念術の事である・・・・・・・
己が感覚機能を複数作る・・・・
つまり自分とは違う視点を作り上げる念術・・・・・
見えないものを見えるようにしたりが普通・・・・
しかし考えを変える為にも使える・・・・・
ジョーは己の勘にた・・・・
更に上位の視点念術と称賛を送り・・・・
表情で怖れ・・・・・
心は大興奮・・・・・
ミカンは腹を抱え笑う・・・・
心底嬉しそうに・・・・・・
「あはははははは」
「僕を見切ったと」
「凄すぎるんじゃないの」
「君こそナイスファウル」
そしてミカンは指をならす・・・・・
煙がミカンを覆う・・・・・
光り輝き・・・・・・
ジョーはにやりと・・・・
「見切れてなど居ないさ」
「分からないことが分かるだけさ」
煙が吸い込まれていく・・・・・
銀髪の白い学生服を着た・・・・
可憐な美女が其処に・・・・・
ミカンが居たであろう場所に・・・・・
右手に煙を集め・・・・・
ジョーは美しいと・・・・・
髪はセミロング・・・・
素晴らしきすらりとしたプロポーション・・・・
可憐美女は妖艶に微笑み・・・・
煙を集め圧縮し・・・・・・
目で悦んでねと・・・・・
ジョーに強制的に伝え・・・・・・
右掌の煙の圧縮物は・・・・・
飴より小さく成り・・・・・
可憐な美女に飲み込まれる・・・・・
ジョーは言いようのない快感に支配され・・・・・
勘の警告さえ届かない・・・・・
そしてジョーの耳にはかみ砕かれる音が・・・・・
確かに響いた・・・・・・
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